中山金杯の調教傾向と考察について
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、後半からさっぱり当たらなくなってしまい、結果的にマイナスとなりました。
今年は、プラスに持っていけるように頑張りたいと思います。
さて、まずは中山金杯についてですが、過去5年の好走馬の調教傾向は次のとおりとなっています。
①過去5年の勝馬は、ウインブライトを除いて標準以上の本数で併用調教の馬だった。
②勝馬の最終追い切りは、上がり1ハロン最速(3頭はW最速)の馬だった。
③3着以内に好走した馬は併用調教の馬が大半を占め、トラック調教の馬が4頭、坂路単一調教の馬が2頭だった。
④3着以内に好走した馬は、ウインイクシード1頭を除いて最終追い切りで上り1ハロン最速だった。
まず、勝馬探しということで、①の条件を満たす馬を挙げていくと、
キタウイング、アラタ、リカンカブール、マイネルファンロン、ククナ、ボーンディスウェイ、サクラトゥジュール、マテンロウレオ、ゴールデンハインド、カテドラル、カレンシュトラウス、マイネルクリソーラの12頭と多数となりました。
この12頭を②の条件で絞っていくと、
カテドラルとマイネルクリソーラが脱落しますが、まだ10頭もいます。
そこで、中山の坂を登った後のキレ味勝負に対応した調教ということで、トラック調教馬の中から、1週前追い切りか最終追い切りで上がり1ハロン11.5秒より速い時計を出していた馬を挙げると、
マイネルファンロン 最終追い切りで11.4秒
サクラトゥジュール 1週前、最終追い切りで11.5秒
マテンロウレオ 1週前追い切りで11.4秒
ゴールデンハインド 1週前追い切りで11.4秒
の4頭となりました。
これに、過去5年で4年で好走しているトラック調教馬から同じ方法で馬を挙げると、
エピファニー 1週前、最終追い切りで11.5秒
サトノエルドール 1週前追い切りで11.5秒
となりました。
本命はエピファニーとします。
前走のチャレンジカップは、1〜3着までがコーナーで中を回した馬が占めたなか、エピファニーは大外をブン回しての0.2秒差の4着と力が有ることを示しました。ハンデは見込まれた気もしますが、調教もしっかりこなしているので、デキも問題無く、重賞初勝利をあげてくれるでしょう。
対抗にはマイネルファンロンを挙げます。
マイネルファンロンは調教で上がり1ハロンで11.4秒より速い時計をを出したレースで新潟記念を勝ち、AJCC2着となり、天皇賞春6着、宝塚記念5着とGⅠでもまずまずの成績をあげています。9歳ですが、激走に期待します。
あとは、前走の席や記念で直線詰まってばかりでほとんど追えなかったサクラトゥジュールを単穴、マテンロウレオ、ゴールデンハインド、サトノエルドールを△とします。
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