私の『寂しい』気持ちに、気づいて。
4月4日(日)
エンプティ・チェア セッションを2本させて頂きました。
午前中にAさん、午後からBさん。
終わってみて、
どちらも根っこは同じだったと気づきました。
『寂しい』に気づいてほしい。
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Aさんのセッション
普通の家庭で過ごしてきた。
両親も仲が良いと思ってきた。
でも、
違うかも……
お父さんは良い人だと思っていたけど
良い人じゃなくて、
良い人風なだけだったかも…
6歳のAちゃん 対 お父さん
で、エンプティチェアスタート！
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「お父さんは私に興味ないの？」
忙しくて、すれ違う事もあるけど
お父さんは私に話しかけてこない。
(全く会話がないわけではありません)
「学校どう？」とか
「今日は何してた？」とか
全然、聞いてこない。
寂しくて
涙か零れる。
胸から喉にかけて
「寂しい」が詰まってる。
6歳の時から
こんなに、こんなに
寂しかったんだね
その気持ちをお父さんに伝えてみる。
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それに対するお父さんは
「いつも見てるから元気かどうか分かってる」
「お母さんからも聞いてる」
「泣くほどのこと？」
「聞いてほしいなら、Aちゃんから言ってきたら？」
淡々と答えるお父さん。
「聞いて欲しいなら聞くからね」
と言ってくれた。
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でも、
「聞いてって言われたから、聞くってなんか嫌」
「いつも見てるって……言うけど…」
「学校の役員でのスピーチでは良いこと言うけど、嘘やん」
「良い人風なだけ」
「ややこしい事になるのが嫌なだけ」
家族っぽくない。
親っぽくない。
親戚のおじさんぐらいの距離感に感じる。
そんなお父さんに腹が立つ
そうだよね。
だって、
私の気持ち全然 分かってくれてないもんね。
"いつも見てる"って
視界にいれてるだけじゃん。
"聞いて欲しいなら聞く"って
そういう事じゃない。
その言葉に乗ってる
私の気持ちを分かって欲しいの。
お父さん
私、こんなに…
寂しいんだよ。
心が通わなくて
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だけど、
お父さんには 分からない。
だって
どうしていいか分からない。
それ以外に
どう家族と関わるの？
知らない。
生まれたから家族
生まれたから親子
それだけ。
あぁ。
お父さんも同じだったんだね。
寂しかったんだね。
良い人風なのは
上手く生きていくために。
物事をパッパと処理できるように。
ややこしい事が起きないように。
次男に生まれたお父さんの
生存戦略。
寂しい心に蓋をして
目の前で起こる事に対処してきたんだね。
でもね、
その蓋があると
Aちゃんの気持ち
分からないんだよ。
こんなにお父さんを
待ってるのに
求めてるのに
その気持ち
分からないんだよ。
お父さんの心をクッションを使い
見える化して
その心の上にタオルを被せて蓋をする
こうして『寂しい』に蓋をしたんだね。
生きるために
心に蓋をして
目の前の事に対処しなくちゃ
いけなかったんだね。
蓋を外すと
Aちゃんが可愛く見える。
『寂しい』って泣く姿さえ
可愛い。
芽生え始める愛情。
無かったわけじゃない。
ほんとうは
ずっと
あったんだよ。
だけど、
完全に蓋を手放してしまう事に
戸惑うお父さん。
「外すと良い事もあるけど悪い事もある」
確かに、そうだね。
蓋がある事で
物事をパッパと処理できる
割り切れる
ややこしくなくなる
早く処理しないと問題になる
と、話すお父さん。
問題って？
と聞いてみると
人の感情の変化に早く気づければ
揉める前に対処ができるから…
パッパと処理をしたい。
とのこと。
そして
器の大きな人、良い人になりたい！
という なりたい姿がありました。
お父さん
蓋があるから
人の感情が分からないんじゃないかな？
割り切って処理するのも
大事だけど
お父さんのなりたい姿は
淡々と処理する人かな？
蓋を外して
自分の気持ちを感じれるようになるから
人の気持ちにも寄り添えるんじゃないかな？
と、お話してみると
蓋を手放す決心ができました。
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やっと
お父さんが分かってくれた。
もう、それだけでいい。
それだけで
こんなに嬉しい。
「お父さん…人間だった…」
そっかぁ。
お父さんロボットみたい
だったんだね。
必要な事を
淡々とこなすロボット。
家族で出かけていても
その中での会話も
人間風だった。
そんな、
お父さんと
やっと
やっと
心が通ったね
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私には『寂しい』は
とても綺麗な青い色に見える
とても綺麗な青の雪の結晶
それが心にシンシンと降り積もる
心が冷えて
青に染まってしまいそうになるから
感じたくない。
(私はそうだった)
これ以上
青い結晶が降らないように
空に蓋をする。
でも、
そしたら
温かいお日様の光も
差し込まなくなっちゃうね。
ちゃんと蓋をあけて
一緒に感じて
一緒にとかそうね。
そしたら今度は
花が咲くよ♡
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長くなっちゃったので
Bさんのセッションで感じた事は
次の記事で書きます♪