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もし繊細さんが間欠性爆発性障害の人と出会ったら ~作業療法士が考える対処法~

はじめに

こんにちは、ゆめのです。


自己紹介

過去に上司のパワハラで退職した経験から、繊細さんがスルースキルを身につける大切さを感じるようになりました。
現在は、Instagramの発信や、電話相談サービスの運営をしています。

大学ではリハビリの勉強をし、卒業論文は認知に関する研究をして執筆しました。
作業療法士という資格も持っています。

今回は、間欠性爆発性障害の人と出会ったら、繊細さんはどうすれば良いのかということを解説します。
日常生活で怒鳴られたことを適切に処理できるとしたら、どんなことに時間を使いたいですか?

・いつもニコニコ過ごす
・適度な距離感を侵されず、
 仕事仲間とやりがいをもって働く
・休日は趣味に没頭してリフレッシュする
・友だちと出かけて、嫌なことを思い出さずに
 楽しいまま帰宅する

今あなたが想像した未来は、この記事を読むことで実現することが出来ます。

怒鳴られる出来事にも、そんな記憶にも悩まずに済むのです。
だからこそ、知って欲しいと思います。

もし繊細さんが間欠性爆発性障害の人と出会ったら
~作業療法士が考える対処法~

ぜひ、ご自身の経験に当てはめながら
読んでみてください。

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明細から購入した記事のタイトルがバレることはありませんので、ご安心ください。

間欠性爆発性障害とは

こちらの記事で説明しています。

上記の記事から来てくださった方は、このまま本記事を読み進めてくださいね。
それでは、本題に入ります。


間欠性爆発性障害のヒロさんに作業療法を行うとしたら

ヒロさんについて

架空のヒロさんに登場してもらいます。
イラストを用意してみました。

32歳男性で、地方都市出身・在住です。
4人家族で、妻・長男・長女がいます。

普段は明るい性格です。
しかし、ふとしたことで怒りの衝動を抑えられなくなり他人を怒鳴ってしまいます。

本人は他人を15分ほど怒鳴った後に激しく後悔しますが、また他の日には同じパターンを繰り返してしまいます。
学生時代には当時のパートナーに、このことを理由に別れを告げられた経験もありました。

ヒロさんのご家族について

妻のサキさんは31歳で、穏やかな性格です。
在宅でオンライン秘書として時短勤務をしています。

長男のハルト君は小学2年生で、活発な性格です。
学校の友だちと毎日楽しく遊んでいます。

長女のサクラちゃんは幼稚園の年中で、甘えん坊な性格です。
幼稚園では絵を描いて遊ぶことが多いようです。

サキさんは夫であるヒロさんの明るい性格に惹かれて結婚を決めました。
しかしヒロさんが時々、些細なことで怒鳴ることを悩んでいます。

指摘されたことを直すようにしていますが、他のことで怒られるたびに自信を失うようになりました。

ヒロさんの仕事について

ヒロさんは地元の地方都市のIT企業に、正社員のエンジニアとして勤務しています。
週に2日はオフィスに出勤しており、3日は在宅ワークをしています。

ヒロさんを含む5人のチームでリーダーも任されている状態です。

ヒロさん自身が行う対処法

ここからヒロさんにどのような作業療法を提供するかを考えます。
私がヒロさんにお伝えする、ご自宅や職場で行える取り組みの紹介です。

全部で3つあります。

① 6秒ルール
この言葉を聞いたことはありますか?

アンガーマネジメントで行われる手法の1つです。
アンガーマネジメントを日本語に直すと「怒りの管理」となります。

怒りやイライラなどの感情をコントロールするためのスキルです。
怒りというのは人間として自然に持つ感情の1つです。

しかし怒りの表出が行き過ぎたものになると、周囲との人間関係や社会生活に影響を及ぼします。
そのためアンガーマネジメントは、本人だけでなく、家族や友人・職場の人にとっても円滑なコミュニケーションをするために重要な手段となります。

具体的な方法として「6秒数える」というものがあります。
怒りが収まるまでの時間に6秒かかるためです。

怒りを感じたら頭の中で「1,2、3...…」と6秒数えます。
これによって、まずは自分の意識を怒りの対象から数を数えることに移すことができるのです。

また、数を数えること自体にリラックス効果があるとも言われています。
そして6秒数えている間に、始めよりは冷静さを取り戻すことができるようになります。

そのため、怒りを感じた瞬間に衝動的な行動を取るという失敗を防ぐことができるのです。
これらを繰り返しているうちに、だんだんと自分で自分の怒りをコントロール可能だという実感を持つこともできるようになります。

この感覚は、アンガーマネジメントを継続するのにとても重要です。
なぜなら、仮に怒りを感じた時に「6秒数えているけど、怒りをコントロールできている気がしない」という感覚になってしまったとします。

すると、アンガーマネジメントをする理由を見失ってしまいますよね?
怒りの管理をするために6秒数えているので、感情をコントロールしている感覚というフィードバックが必要なのです。

そのため、自分でもあえて怒りをコントロールしているという感覚を掴んで欲しいと思います。
この成功体験を繰り返すことによって、着実にあなたの怒りは自分でコントロールできるものになっていくというメカニズムです。

しかし怒りが強すぎる場合、6秒ルールをただ単に行っただけでは上手くいかないこともあります。
そのため、6秒数える時のコツも紹介します。

それは、

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