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異世界で無敵のヒロインに! 「どうやら私の身体は完全無敵のようですね」を読んでみた

今日読んだ「どうやら私の身体は完全無敵のようですね」という漫画が面白かったので書きたいと思います。(3巻まで読破しました)
この漫画、小説家になろう原作小説の最強系ってやつなのですが、主人公は現代日本で病弱な女の人で、病室の外の世界を知らないまま亡くなってしまいます。
そして異世界で公爵の娘として生まれ変わり、前世とは打って変わって完全無敵の身体になってしまった。それでも前世ではできなかった普通の生活をしたい彼女は、そのことを隠して生きようと心に誓うところから話が始まります。

完全無敵の意味

完全無敵というと、どんな攻撃も受け付けないとか病気にかからないとか想像しますが、どうもそうでもないようです。攻撃力も魔法、速度も神様によって並ぶ者がいないほどにされてしまったみたいです。
さすが小説家になろうの神様と言ったところでしょうか。
主人公は有り余るパワーに加減が難しいらしく、ティーカップを持とうとしてして取っ手が取れてしまったり、転んだ拍子に踏ん張ると地面に穴があいてしまったりと大変なことになってしまいます。なので、序盤では何をするにしてもメイドのテュッテにやってもらう設定です。

漫画の魅力

私は漫画についていろいろと偉そうに言える立場では無いのですが。
この作品はよくあるストーリーと言えばそうなのですが、それ以上に漫画家さんが上手いのかすらすらと話の内容が入っていきます。説明口調でずらずらと台詞が長い部分も無く、こういう漫画でよくある戦闘シーンで何をしているのかわからない、魔法の威力が感じられない描写などもない。
特に魔法の説明はほどよくちりばめられていて、私にも分かりやすかった。これは凄い。
ギャグシーンもちゃんと笑えるような描写になっており、大変面白く読ませてもらいました。

印象に残ったシーン

特にマンドレイクが走って逃げるのを追いかけるシーンは面白かったです。他に、1巻の蛇との戦闘シーンは主人公がピンチになるところもあり、結構迫力があったように感じました。
全体的にほんわかとした雰囲気でギャグ多め、事件解決に戦闘シーンが入る感じでしょうか。がっつり戦闘シーンが読みたい方には向いてないかもです。

制服について

途中でお決まりのように学園に入るのですが、そこで一度着てみたかった制服を特注で作ってもらいます。もちろん、それを着ているのは一人だけという設定で、後々、その学園で皆が制服を着るようになるのですが、「目立ちたくない設定はどこいった?」と言わんばかりの行動で、ここだけは少し納得いかなかった感じでしょうか。

まとめ

現在、漫画は12巻まででており小説共に続巻中らしいです。
これから王子様とのかかわりで大きな事件にまきこまれていくのか……続きが楽しみな漫画でした。

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