いよいよ、、、

待ちに待った帰宅です!
そもそも“帰宅が最初のヤマ“と言われていたので、多少はドキドキしたものの、結果的には退院の日のハプニング(退院おまけ編をご参照ください)のドキドキが勝りました。

帰宅してから約1時間後には、今後お世話になる医師・看護師・介護ヘルパーとケアマネージャーが一堂に会し、患者に関する情報を共有するミーティングが行われました。まずは患者の身体の状態をくまなくチェック。そこで今後どのようなケアを行って行くかを医師より具体的に指示が出ます。

父は、今回の脳梗塞で燕下機能が麻痺し、3月に胃瘻を作りましたが、そこから栄養を入れるも誤嚥性肺炎を繰り返したため、現在は薬のみを胃瘻から入れ、栄養は点滴で鼠蹊部のCVカテーテルから入れています。CVポートという点滴の入り口を鎖骨の下辺りに作ることを検討しましたが、頻繁な発熱の原因を突き止められず医師が危険と判断し止めています。カテーテルは点滴の針が刺しっぱなしの状態なので、そこから菌が入り込み感染症になると厄介だそうでケアも慎重に、など色々な指示が医師より飛んでいました。

また、医師から看護師やヘルパーなど沢山のスタッフが1人の患者に関わるため、情報が共有できる簡単なチェック表を作るよう提案がありました。何を行ったか(身体ケアの内容や投薬の時間)に加えて、痰の吸引をした時間とその量や色、熱の状態、排泄状況、1日の尿の量などを記すシステムです。

在宅介護が始まる前は、不安というより、ほとんど恐怖に近い感覚でした。これから何が起こるんだろうという漠然とした恐怖。でも、幸いにも父の様子はとても落ち着いており、バイタルも安定しているので、オロオロすることはありませんでした。とりあえず、初日は無事に乗り越えられました。母と、パパが帰ってきてからまだ半日くらいしか経ってないだなんて信じられない、もう1週間くらいが経過した感覚よね、と言い合いましたが…笑

9ヶ月ぶりの我が家に戻り安心して眠る父↓

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