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写真を撮りに、阿蘇へ。 【無料】

綺麗な緑の景色を見たり、牛馬を愛でたり、電気屋に駆けこんだりする阿蘇旅行記。

(本編は全て無料です。ご安心いただきたい…。
 (詳しくは記事の最後へ…。

普通列車で熊本駅から阿蘇へ向かう。景色は次第に見晴らしの良い、高いところを行くようになる。すでにいい感じだ。

阿蘇の景色はすごい。高原の中でもかなり好きな高原だ。カルデラと高原の合わせ技。北海道の景色みたいな広大な景色が、九州で見られる。


普段、電車やバスばかり使ってなんとか移動している、免許を持たない私でも、さすがに阿蘇では車に乗った。運転は他人任せだが…。

阿蘇旅行のお供 ヤリスくん
運転ありがとう
伏線

まずはお昼を食べよう。ネットでかわいい名前の店を見つけたのでそこへ向かう。

良い山が見えると嬉しくなる。

もちとこ である。 かわいい。

ランチ定食とか餅デザートとかがおいしいらしい 早速入ってみよう



(°ロ°)







今日は良い空だ




気を取り直し、別のお店を見つけたので、そちらへ行ってみる。

道路を走っていると、牛とか馬が現れる。
周りの景色も含めて北海道みたいだ。

EAST の SとTも、上でつなげてみたくなる

コーヒープラザーイスト という所で、赤牛ハンバーグを食べる。
赤牛というのが、阿蘇の名物だ。

建物入って左側にはカメラやら車やらが置いてある。写真館が併設されているようだ。


お腹を満たし、次に向かうのは山の上の、大観峰という展望台だ。


バックモニター付

クネクネの山道を進む。

木々に挟まれた道を右に左に行く中で、たまに景色が開けて見える夏雲。


途中の休憩所に寄ってみた。いちいち景色がよい。



ある程度上まで来ると、草原になる。爽快だ。



🐄



展望所👉に着いた。 我々を待ち受けていた阿蘇の景色は如何に…!




田んぼが綺麗だ…!


いろんな緑色を見ることができる。空気遠近法の練習にもなりそうな景色だ…。



…しかし私を待ち受けていたのは、この綺麗な景色だけではなかった。


! カードエラー

何度再起動してもシャッターが切れない!

どうやらSDカードが壊れてしまったらしい。この展望台でまだ数枚しか写真を撮っていないのに…。まだ次に行くところもあるのに…。


近くの土産屋なんかをのぞいてみたが、SDカードどころか「写ルンです」も売っていなかった。



結局、下界に降りて電気屋に駆け込んだ。行きしなに見た、ベスト電器である。

この後の予定は忘れることにした。

中に入って東芝….もといKIOXIAの128GBのSDカードを購入。これでこの後の予定を頑張ろう。


雲も増えてきたし、下に降りてきてしまったので、もう宿に入ることに。


椅子にされてしまったくまモン


部屋からの景色がよい。

テーブルにあった黒糖ドーナツ棒というのがおいしすぎて、後日、大阪の高島屋で買ってしまった。

大浴場に入ったりしてのんびり過ごし、この日は早めにお布団に入った。




翌朝、霧が凄い。 


今日も阿蘇の山の景色を楽しむ予定だ。

昨日見た牛さん


また山を登る。 今日は昨日より天気がいい。

今日行くのは、阿蘇山の火口付近と、草千里という所だ。昨日はカルデラの外側、外輪山の展望台を訪れたが、今日行くのはカルデラの真ん中にある、阿蘇山の部分だ。




広大な景色に現れる馬。外国みたいだ。 車を降りて撮影する。


一人降りると、次々に車を降りて撮影に人がやってくる。


牛馬注意(道に出てくることがあるの?)




この景色、良すぎる。


サンドイッチとか食べたいベンチ

火口を見学しようとやってきてみると、なんだか不穏な表示が。



「全面規制」

ガスの発生がすごくって、このタイミングでは全域が閉鎖されて入れなくなっていた。残念!!


しかし、意外とこの規制というのはコロコロ変わるらしく、いきなり解除されたり、1時間後にまた規制されたりというのがよくあるそうで、ずっと待っている車もいたりした。頑張っている。


我々はさすがに待てないと、少し休憩して、草千里のほうへ向かうことにした。



ニュー

こういう観光地の建物群は、程よく平成の感じを残してくれており最高だ。

特にこの阿蘇火山博物館は良かった。撮影禁止なのが惜しい。


一面の緑・草原の景色が最高なここは、草千里ヶ浜というらしい。観光客は皆必ず訪れるメインスポットの一つらしい。

ここでは馬に乗ることもできるらしい。草原の中の小道を馬が人を乗せ並んで歩いたりしていた。

そしてそれなりの間隔で糞も落ちていた。のんびりしたくなる景色だが、安易に寝ころぶことはできない。


あそこに見えるのは、池……らしい。この日は干からびていた。雨水が溜まってできた池らしいので、雨が無いとこうなるらしい。

水がなくとも、別に悪くはない景色だとは思った。


赤牛のステーキ丼を食べる。結構高かったが、最高においしかった。100点である。お金の使いどころはここだ。これは最高である。


草千里の広大な景色を見た後は、南阿蘇というエリアに行ってみることに。



たまに現れる展望台から町を見下ろす。 田んぼが綺麗だ。



やってきたのは白川水源。「名水百選」に選ばれている、有名な、熊本を代表する水源池だという。


近くには南阿蘇鉄道というローカル線が走っている。本数は少ないが、しかしトロッコなんかも走っていて、乗る価値のある、いい鉄道だと思う。

水源へと下っていく。セミの鳴き声と水の流れる音が聞こえる。

あたりは涼しい。


自由にに水を汲んで持って帰っても良いそうだ。空のペットボトルも売ってたりする。


水が湧き出てるあたりは、謎に青くなっている。きれいな青だ。


足湯ならぬ足水場も併設されている。夏場にはピッタリ…かと思いきや


冷たすぎる。氷水である。キンキン過ぎて、気持ちいいってのを通り越している。いやしとはなんだ。


観光地になっていて、団子を売ってる茶屋もある。


そして私の好物、水まんじゅうも置いてあった。岐阜の大垣までこれのために足を運んだこともあるくらいだ。あそこも水のきれいなところ。

この水まんじゅうは、クズもちの中にあんこが入っていて、水に浸しながら食べる。おいしいので食べたことがない人は食べてほしい。


このあたりには他にも、大量に水源がある。近場の物を数か所巡ってみることにした。

明神池 名水公園 という所に来た。

良い鳥居

ここでも、水をくむことができるらしい。

こっちには人も少なく、のんびり池を見ることができる。

ここが水源らしい。白川水源のメインに比べると、少々こじんまりとしているが、確かに水が湧いているようだった。


この後は少し雨が降るらしい。 天気も悪く、雷の音も鳴り響くようになった。

せっかくここまで来たからと、少し訪れてみたかった駅にも行ってみよう。

小学生の時から興味があった駅、南阿蘇水の生まれる里白水高原駅である。

南阿蘇水の生まれる里白水高原 で一つの駅名である。かつてしばらくの間、日本で一番長い駅名として知られていた駅だ。


ローマ字表記はやる気をなくし、HAKUSUI-KOGEN とだけ表記されていた。

小学生の時、丸1時間、図書室で本を読む謎の授業があり、その時の私は鉄道豆知識みたいな本を読んでいた。そこに一番長い駅名として出てきたのだ。

今はすっかりその座を他の駅に譲っているが、私の中でも、また他の鉄オタの中でも結構この駅には愛着がある人は多いらしい。


列車がまもなくやってくるようだったので、駅の近くで撮り鉄することにした。いい景色だ。


いよいよ雨も降って来たので、宿に戻ろう。同じところに連泊する。


伊豆で見たようなあの頂点が窪んだ綺麗な円錐形の山は、米塚というらしい。きれいだ…


路を走っていると、前方の車が次々と空きスペースに駐車していく。


お気に入りの写真

牛と馬が同じところで、そして近くで見られた。

行進



宿に戻り、明日の戦略を立てる。

今日見られなかった阿蘇の火口付近は、ぜひ見てみたいものの一つであったため、明日の朝、ほかの予定をかなぐり捨てて行ってみようかと考えた。

ガスの機嫌が悪ければまたとんぼ返りすることになる。明日の昼には熊本へ向かう列車に乗る予定だから、そこまで時間に余裕もないわけだが…。




朝、我々は再び火口入口へやってきた。

駐車場付近に立っていた警備員は「今日もちょっとガスが出てて今全面規制ですわ」と話した。 

まあまた来た時に行くか、と少し残念に思いながら、せっかく来たのだからと土産屋を物色していた。しかし突然店がざわざわしだした。


「規制解除されたらしいよ」
「え マジ?!」


至る所からこんな、テンションの高い声が聞こえてくる。どうやら規制がコロッと解除されたらしい。本当に突然変わるな。

このざわつきが始まってすぐ、どんどんと車に走って戻る人が現れ始めた。全員が土産屋から飛び出て、駐車場を走り回る。


もちろん我々も例にもれず、すぐさま車へと走りだした。


すでに列ができていた。しかし我々はずいぶん早くに車に乗車できたらしく、それほど待たずにゲートを通ることができた。


火口への道をハイテンションで進む。不思議と周りの車の足取りもテンション上がって軽やかに見えた。



火口につくと、ゲルみたいな建物がたくさん立っていた。どうやら噴火時のための退避壕らしい。


いよいよ火口を覗く。 意外と、私にとって人生初の火口見学である。


湯気が上がっている。あったかそう。

火口の下のほうには、湯気に隠れて青緑の、まさしく温泉みたいな色味の液体がたまっていた。見た目としては非常に気持ちの良い温泉にしか見えないわけだが、きっと熱いんだろうな。



火口付近の景色。背景も絶景である。






本当に良かった。よくないところは、ちょっと臭かったところだが、それは仕方がない。火山だから。本当に良かった。


十分堪能したので、下る。 だんだん周りの色が変わっていく。

灰色から、茶色味のある、岩の転がっている景色になり、


さわやかな緑に戻った。


良すぎる景色。

免許を持たない私としてはこんな景色を運転できるのはさぞいいもんだろうなと思うものだが、運転する側になってみれば意外と景色を楽しむ余裕はないらしい。かわいそうに…運転ありがとう……


名残惜しいことに、これで阿蘇の観光は終わりだ。まだまだ滞在したいもんだが、この後は熊本を歩いて、そのあと船で渡って長崎を観光する予定だ。

熊本へは、いい列車に乗車する。快速あそ という臨時列車で、なんとこの日が臨時運行最終日であるようだった。

全然調べていなかったんだが発車標に表示されているのを見かけ、時間もよく、これには乗るべきだなと思って、乗車することにした。



車両の前後にはラウンジがあって、機関車が揺れるその姿や流れる景色を堪能できる。一応指定席はとったが、ただのボックスシートであったから、こっちのほうに入り浸った。


良い景色


阿蘇から熊本駅までは結構時間がかかるなとか思いつつ熊本に到着、その後、熊本の繁華街を散歩したり、路面電車を撮ったりして、熊本を観光した。

今まで私の好きな観光地としては、北海道・和歌山・富山を挙げていたが、この阿蘇はぜひその並びに入れたいほどの、とてもいい景色であった。

お読みいただきありがとうございました。

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皆さまいつもありがとうございます。

最近、たまに投げ銭をいただくことがあるのですが、その際に何かお礼を差し上げたいと思っておりました。

ですから今回お試しで、お金を投げてくださった方が、追加でお写真等を見られるような仕組みにしてみました。

本編が良いなと感じて、少しお金を投げてみようと思われた方はぜひこちらに投げてみてください。 この先、おまけとしてそれなりの数の、良い写真をのっけています。普段は公開しないような、個人的なお気に入り写真も乗っけております。

改めまして、お読みいただきありがとうございました。

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