ライブハウスで働いてた時の話 照明編

ライブハウスでどうやら8年ぐらいpa(音響)として働いていたらしい。paを少しづつ覚えていくうちにそもそも機材がしょぼい事にきづいていく。もっと強いパワーアンプ入れてほしいとかモニター変えたいとか色々要望を出すようになっていったが高い買い物なのでなかなか理想の機材は導入はされなかった。がそれよりさらに気になったのが照明のしょぼさである。小さいライブハウスあるあるなのか知らないが、paをやりながら照明もやらなきゃいけなかった(2人分のギャラよこせといつも心で思っていた)のだが、その照明がしょぼすぎてpa中にテンションが上がらない。そのうち照明機材を勝手に調べ出してアレが欲しいこれが欲しいと言い出し始めた。そん時の店長が割と話を飲んでくれて大体月に一台ずつ照明を買ってくれて増やしていった。当初パーライトしかなかったのだが、時代はLEDだ!ムービングだ!と説得してサウンドハウスとかで買い始めた。
そしてその時の照明コントローラーを使い倒して最低限のプログラミングを組んでいった。それでも足りない、もっと欲しいと言いつづけしまいには姉妹店から8台ほど拝借するまでに至った。しかし設置できる面積も限られているから、毎日試行錯誤して位置やプログラミングの微調整をしていた。それは仕事終わりに勝手にやっていたし(もちろん無給で)営業ない日にも勝手に忍び込んで弄り続けた。(もちろん無給で)。そう私は社員ではなくただの外注だった。paとして呼ばれたただの外注が営業ない日のそのライブハウスに昼間忍び込み照明を勝手に弄りまわしてたのは今思い返すと意味不明過ぎるが、自由にやらしてくれた当時の店長やスタッフには感謝したいw  
当時の最終的な結論は、LEDやムービングはスモークがないと線が見えず結局しょぼい、だがただスモーク出すとモクモクしすぎて演者からクレームがくる。なのでスモーク出しつつも扇風機的なやつでうまい具合に
煙の流れを制御しないといけないのだが、そこまでするスペースもなかったので志半ばで終わってしまった。
あっ、あと一回本気で感電で死にかけました。ライブハウスの照明はすごい高い電力を使ってたりしますので非常に危険です。なのでもう二度と触りたくないです。

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