5.18 pray for Gwangju
今日で入隊1ヶ月目を迎えたホソクさんへ
ホソクさん、心身ともにお元気ですか?
基礎訓練は日に日に厳しくなるようで、ホソクさんこわがりだし、虫も苦手だから、心配するなと言われても心配しています。
ホソクさんは強い人なので、自分を奮い立たせながら、頑張って励んでいるんじゃないでしょうか。
厳しい訓練で、怪我が避けられないんだとしたら、どうか少しでも軽くすみますように。
ホソクさんが大好きなダンスを踊れるように、1日もはやく回復しますように……。
36師団では、良い方たちと共に過ごせていたらいいな。
ホソクさんは優しくて、話を聞くのが上手だから、10歳くらい年下の弟たちもホソクさんにすっかり心を開いているんじゃないかな?
ホソクさんにとっても、気が許せる仲間ができていたら嬉しいです。
あああ、でも…!
weverseのhobiの通知が恋しいです。
uarmyhopeのインスタの足跡がすごく恋しいです。
もうすぐ戻ってきてくれるかな。。
私は何度設定しても、インスタの通知は来たことがなくて、Twitterのざわざわが通知がわりだったけど、そんなざわざわまでも、いまはとても恋しいです。
The Planetが発表された日、頭ではわかっていても、更新されないほびのストーリーを見にいってしまったわたし……切ない。。
the campには、軍の方が訓練兵たちの写真をあげてくれています。
更新担当の上官さんは、訓練兵みんなの親御さんやお友達、彼女やファンが安心できるように、きっちり全員分の写真を丁寧なコメントと一緒にアップしてくださいます。
(the campにアップしてくださる上官さん、きっとすごく丁寧な方なんですよね、コメントも拝読しております。いつもありがとうございます…!)
まったく様子がわからないよりは、ホソクさんの顔が見れて安心する気持ちや嬉しさももちろんあるし、更新が止まると寂しいです。
けれどホソクさんはいま、軍隊の人なんだと思い知らされて、複雑な気持ちにもなっています。
BTSのj-hopeとして、ホソク自身もしっかり目を通して、より良いものを届けようとしてくれていたこれまでの写真とは全然違うものも届くので、
なんだか勝手に寂しい気持ちになったこともありました。
それでもホソクさんが笑顔で戻ってきてくれる日まで、心身ともに健康でいてくれるなら、いまはそれだけでじゅうぶんです。
毎日身体に気を付けて。
ホソクさんが言っていたように、成長できる日々を過ごせているようにと願うばかりです。
さてさて。
どうしても今日アップしたいことがあって、noteを書いています。
2021年5月18日のこと
みなさま、2年前の今日を覚えていますか?
Butterのリリース直前で毎日ウキウキしていたこのとき。
ホソクさんがweverseにきてくれました。
ウィバスが見れる人は遡ってでも見てみてほしい…!
この日ホソクさんは、アミの愛情いっぱいの長文コメントに返信をくれたんですよね…!
感動です!
なのにいまでも私が、より強く印象に残っているのは、その直後のこちらの投稿への「🙏🙏」というお返事でした。
(ウィバスにいらっしゃるみなさま、リンクうまく開けますか…??)
ここで少しわたしの話をします。
わたしがバンタンに出会ったのはこの約一か月前の2021年4月11日。
(この日のことは忘れもしません。出会わせてくれた友人よ、本当にありがとう…!)
出会ったその瞬間にホソクさんに恋をしました。
友人は、Dynamiteの「B-side」のほうのMVのリンクを最初に送ってくれたんですよね。
これが私にとって本当に大きな出会いでした。
(そしてみなさん、再生の前にまずはこのサムネをご覧ください!ホソクさん、きらっきらの笑顔すぎませんか…!)
0'43"-0'51"。
ホソクさんのパートはたった8秒だけなのに。
このときのホソクさんの美しくて綺麗なお顔と身のこなしに一瞬にして目を奪われたんです。
どんどん出てくるおすすめ動画からは、
バンタンがとてもいいチームであることがわかり、たちまち彼らの魅力にはまっていきました。
そして、ホソクさんが太陽のように明るくて優しい人であること。
チーム長として、パフォーマンスに妥協は一切しないこと。
まじめで謙虚で、誠実な人であることを知り、ホソクさんのことがもっと好きになりました。
DaydreamやEGOの歌詞を知ったとき、チョンホソクさん本人がひとりの青年として生きるよりも、jーhopeの名前の通りに希望でいようと覚悟を決めているんだと感じて、どちらも明るい曲調なのに涙が出そうでした。
j-hopeでいることを選んでくれたホソクさん。本当にありがとう。
川の流れに身を任せるように軽やかに生きようとするあなたには、明るく光輝く未来がずっとずっと続いてほしいと願っています。
きっと同じような時期にBTSのファンになった方々も似たような経験をされているかもしれません。
バンタン、そしてホソクさんに出会えたことで私の世界は180度変わり、コロナ禍の重苦しいストレスがふっと軽くなって、1日のなかの楽しい時間が増えていきました。
当時使っていたApple Musicでも、BTSの曲をとにかくぜんぶダウンロードして毎日毎日夢中で聴いていました。
バンタンを知れば知るほど楽曲のメッセージが心に響いたし、楽曲制作に携わるラップラインが三者三様で本当にかっこよくて、感動が止まりませんでした…!
当時まだバンタンに出会ったばかりの私でも、『Ma City』は特に好きな曲の一つでした。
ラップラインが大きく関わる曲でもあり、メンバーそれぞれの地元のことを歌った曲。
以前の記事でも書きましたが、わたしはバンタンに出会う前は韓国のことをほとんど知りませんでした。
Googleマップで彼らの地元がどこにあるのかを知り、遠いところで生まれた7人が強い絆で結ばれたチームになった奇跡に感謝をしながら、いつかメンバーの出身地に行ってみたいなぁと、うきうき呑気に考えていました。
大好きなホソクさんが書いた『Ma City』の歌詞がぜんぜん理解できていませんでした。
歌詞の意味、ホソクさんの投稿の意味を、こちらの記事をきっかけに知ることができました。
ホソクさんが歌詞の中で、ホソクさんの地元の光州で起こった「5.18 民主化運動」について触れていることを知り、私は大きな大きな衝撃を受けたのでした。
5.18 光州民主化運動
のちのち、わたしがまとめている歴史のほうの記事でも必ず触れたいと思っています。
「光州事件」ともいわれるこの出来事をすごーく簡単にまとめると……
クーデターを起こして政権を掌握した軍に対して、光州の学生たちや多くの市民が民主化を求めてデモを起こしたんです。
当時、ソウルをはじめ韓国各地でも学生を中心に民主化を求めるデモが巻き起こっていましたが、歴史的背景などのために、光州市は軍により封鎖され、情報も遮断されてしまいます。
1980年5月18日から5月27日にかけて、韓国軍と一般市民が衝突。
多くの人々が犠牲になった出来事です。
※概要がわかるので、Wikipediaのリンクを貼りますね。
(個人的には、Wikipediaはあまり多用したくはない気持ちがあるんですが、今回はざっくりと紹介するだけなので貼らせていただきました。)
引用:「光州事件」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2023年5月18日00時(日本時間)現在での最新版を取得。
weverseの記事を読みながら、何年か前にNHKの番組で取り上げられて印象深く覚えていた映像が、この、光州事件の様子だったのではと気づきました。
1980年のことですし、軍の封鎖を潜り抜けて光州を取材した記者たちのおかげで、当時の映像が残っているんですよね。
映像には、逃げまどうたくさんの市民(最後尾のほうにご老人が映っていたのを覚えています)に対して、自国の軍隊が容赦なく攻撃を加える様子が記録されていました。
光州事件に関しては、weverse magazineのなかで紹介されている小説『少年が来る』(著:ハン ガン)をはじめ、書籍化や映画化も多数されています。
私はこの記事を書きながら、こちらの映画を見返しました。
(Amazonプライムで観ることができます)
主人公は、ソウルで働くタクシードライバー。
『パラサイト』や『ベイビー・ブローカー』にも出演しているソン・ガンホさんが演じています。(本当に素晴らしい俳優さんです…!)
映画では、史実に基づきながらオリジナルのストーリーが展開していきます。
主人公は、情報が遮断された光州を取材しに来たドイツ人記者をタクシーに乗せ、軍の封鎖を潜り抜けて光州へと辿り着きます。
そして、自分と同じように、家族や大切な人、未来のために生きる光州の人々と出会い、民主化を目指して軍に立ち向かう市民たちの姿を目撃します。
題名にもある「タクシー」というのが大きなポイントで、光州事件では、タクシーやバスが軍から市民を守る盾になったそうなんです。
この映画にもその描写が出てきます。
軍隊にだって、職業軍人ばかりではなく兵役中の方も多くいたようです。
この映画のなかにも、自国の市民を攻撃しなさいという命令に、複雑な想いを抱えていそうな軍人さんも出てきます。
辛い描写もありますが。
生まれ育った街、共に暮らす家族や友人、仲間たちの暮らしを守るために行動する光州の人々の想いは、映画のなかに限ったことではなくて、当時の人々の気持ちそのものなんだと感じさせられる説得力があります。
すごく胸を打たれた映画です!
まだ観たことないけどこの映画が気になってきたよという方(もしいらっしゃったら嬉しい!辛い描写も出てきますが…!)、
観たことあるよーって方も、5月のいまだからこそ、改めて見返してみるのもいいかもしれません。
そして、ほびはその光州で生まれ育ったのかと。
ホソクさん自身は光州事件より後に生まれているけれど、ご両親の世代はもちろん、まわりの大人たちには、光州事件を目の当たりにしている方も大勢いることが想像できます。
「062-518」というワードは、17歳の頃のユンギさんが作った曲(「518-062」)から来ているとか。
バンタンの世代にとっても、どれほど生々しく記憶に新しい出来事だったのかが想像できます。
ホソクさんが平和について、繰り返し取り上げる背景には、大切な人が傷ついたり、悲しい経験をした記憶が身近にあったことも関係しているのかもしれません。
『Ma City』も、バンタンの他の曲と同様に、たくさんの方が日本語訳をつけてくださっています。
歴史的背景をふまえて歌詞を見たときに、私がいちばん腑に落ちたホソクさんパートの意訳を紹介させてください。
本noteで何度も参照させていただきました。
どうかぜひ、併せてご覧ください。
今からたった40年ほど前の出来事です。
行ったことはないけれど、とても大切な場所で起きた辛く悲しい出来事です。
ホソクさん、知るきっかけをくれてありがとう。
平和について考えるきっかけをくれてありがとう。
今日は2年前のホソクさんがしていたように手を合わせて、大切な人や故郷を守るために立ち上がった光州の人々の勇気ある行動に敬意を払いたいと思っています。
Future
平和のためにできる行動って、具体的にどんなことなのか、なかなかイメージがつかない方もいらっしゃるかもしれません。
私もでした。
寄付は一つの方法かもしれません。
歴史を知って、同じ過ちを繰り返さないように努めることもできるかもしれません。
でも、私たちにとってすごく身近なことだったり、もっとシンプルなことでもいいんじゃないかと。
これもホソクさんが私に気づかせてくれた、大切なことです。
もちろん、年齢とか、立場とか。会社や学校での上下関係はあるけれど。
互いに一人ひとりの人として向き合ってみたら、何か少しでも良い変化が生まれるかもしれません。
それは日常の人間関係はもちろん、SNSでだって言えることだと思います。
あなたと私には、上も下もない。
愛の形や表現の仕方を、人と比べて悲しまなくていい。自分の願望は誰かに押し付けるものでもない。
違うからこそ面白くて、「いいね」もリスペクトもできるんですよね。
違いを偏見の種にして、一括りに否定はせずに。
ときに方法や伝え方を間違ってしまったとしても、遠慮なく攻撃していいってことじゃない。
だってあなたと私は、考え方も表現も、行動の仕方も、違うところがたくさんあるんだから。そんなに簡単に分かり合えないんです。
だから想像して、言葉を交わして、互いを知っていくことができるんです。
それってすごく未来のあることじゃないでしょうか。
相手の顔がみえなくても、相手への言葉や気持ちに愛を込めて、敬意を払って。
わたしは互いに、人と人として向き合うことを心がけたいと思っています。
ほびが望む平和な世界は、私たち一人ひとりの、ほんの少しの思いやりや心がけでつくっていけるんだと信じています。
ほびが教えてくれたこと、ずっと大切にしたいと思っています。
ほび、大切なことを教えてくれて本当にありがとう!
ほびと同じ願いを持って、私も歩んでいけたら嬉しいです。
きみこ