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綺麗好きなんてクソくらえ
「バイキン」、あえてバイキンと言おう。
バイキンにも市民権を。世の中にバイキンなんて無いんだよ。
日本人の綺麗好きには度を越したものがあるよ、まったくもう。
食中毒で有名な黄色ブドウ球菌。
傷口にこいつらが居ると膿んでしまうからキレイに洗い流して抗生物質というのが当たり前。
しかし、私はこのバイキンたちの力も傷の再生には必要なのではないかと思っている。
なので、広範囲の創傷では洗わずにそのまま何もつけないで自力で治す方法を取っていますよ。
キレイに治るんだよ、これが。
「臭い」も嫌われ者。
動植物のあるべき臭い。そのまま受け入れた方が良いんじゃないのか?
香水だってウンコの臭いを混ぜるんだよ。そうしないと馴染みが無いせいか良い匂いと認識されないのだ。
「汚い」。汚くっていいじゃないの。
汚いと何がいけないの?
汚くなるから臭いからと言って柴犬を洗うから皮膚病になるの。
特に日本犬は猟犬です。
野山を駆け回る体力、雨風にも負けない被毛、自分で考える知能。
これらをヤワな都会人が制御しようっていうのだから無理があるんだよ。
皮膚病に泣く柴犬のなんと多い事か。皮膚病専門医の言う事を聞いて三日に一回洗ってる。
バカじゃないの?
柴犬の皮膚はデリケート。垢や汚れで一枚皮膚の上にコートを羽織ってこその皮膚なのに、洗え洗えと何かの宗教か?
病気を作ったうえで治療するって、マッチポンプ商法かと思うよ。
あー、このブログ、最近HP上だけで見るんじゃなくて全国区なんだっけか。。。
こんなこと書いたらクレーム来るな。まあ、良いか。
いち獣医のたわごとだと思って読んでくれ。