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精神科の薬で1年で7キロ太る
朝からYouTubeで見つけた神戸連続児童殺傷事件のドキュメンタリーを見る。
当時は小学生だったが、事件のニュースを見て、自分も犯人に殺されてしまうのではないかと恐怖を感じたのを覚えている。
遺族の土師守さんや山下京子さんの著書も読んだな。
話は全然変わるが、今日は薬の話。
昔から体重にはわりと敏感で、なるべく太らないように気を付けてきた。思春期の頃、母親の前で着替えていたら、「足が太くなったんじゃない?」と言われ、無理なダイエットに励んだこともある。
カロリーのあるものを控え、家の周辺を走っていたら、痩せられたのかはもう忘れてしまったが、生理が止まった。
生理は1年ほど来ず、さすがにまずいかなと思って普通に食べるようにしたら、そのうち来るようになった。
私は胸がそんなに大きくないのだが、今でも母に「あんたの胸が小さいのは、あのときに生理がなかったのが影響してるんじゃない?」と言われる。
生理と胸の成長に関係があるのかないのか知らないが、忘れた頃に私の胸の小ささについて言及してくる母の心理とは何なのだろう。
おまけに「私はわりと(胸が)あるのに」とマウント(?)まで取ってくる。
母は私の胸を小さいというが、それなりに膨らみはあるので極端に小さいわけでもないと思うのだが。
娘より優位に立ちたい感があって、若干イラっとさせられる。そう指摘すれば、「そんなことない」と母は即座に否定するのだけど。
胸の話に脱線したが、体重のことを言いたいのだった。
今の体重は60キロ前後を行き来している。身長が162センチくらいなので、ちょい肥満に差し掛かってきたところだろうか。
1年前に薬が変わって、そこから7キロくらい増えてしまった。
ずっと適正体重より少し軽いくらいを維持していたのに。
薬の名前はオランザピン。食欲増進の効果があり、体重増加で有名な薬らしい。
今までは体重が増えないよう、間食の量には注意していたのだが、オランザピンを飲み始めてから何か食べたいという欲が強くなるのを感じた。
何か食べないと落ち着かない感じというのか。
それでもそんなに爆食しているわけじゃないから大丈夫よね、と様子を見ていたら、徐々に体重が増えていった。
長年50キロ台をキープしていたのに、まさかの60キロ台に乗ったときは、がっかりというか、なんとかしなきゃと思った。
もともと上半身が痩せていて下半身の肉付きがいいほうだったが、今もその傾向は変わらず、さらに下半身がたくましくなった。
細いウエストがひそかな自慢だったのに、ぽっこりお腹になり、尻から腿にかけて脂肪が上乗せされたのがわかる。
1食分をプロテインに置き換えてみたり、キックボクシング(これは運動不足の解消も兼ねて)に通ってみたり、車を持っていないので移動は歩いたり、少しは痩せようと試みたのだが、体重は増えていった。
プロテインの飲みすぎ(飲みすぎるほど飲んでいないが)は腎臓を悪くすると父が言うので、プロテインは早々にやめてしまったが。
まあ、ここまで何が言いたいかというと精神科の薬は種類によっては本当に太るよ!ということ。
以前リワークに通っていたときに、周りのメンバーさんで「薬のせいなのか太っちゃって」という人が結構いた。
私は当時、今とは別の薬を飲んでいて、体重にはまったく影響がなかったので、太るのは自分の管理不足なんじゃないかと少し思っていたけど、自分が薬で体重増加に悩まされるようになるなんて・・・。
オランザピンは食欲を増やすだけでなく、代謝が落ち、脂肪をため込みやすくする副作用もあるとか。
食欲だけならまだ抗いようもある気がするが、代謝が落ちるのはどうしたらいいのか。
食べる量を減らして、運動量を増やせばいいのか?
でもなあ、食べたい気持ちが出てきちゃうんだよなあ。
マックとか外食する機会も以前より増えている。今まであれだけ太りたくない気持ちがあったのに、それ以上に食べたい気持ちが勝ってしまっているのだ。
先生に相談して、2回くらいオランザピンを中止してもらったのだが、決まって絶不調に陥り、私の体は完全にオランザピンに適応してしまったらしい。
ここまでオランザピンという薬のデメリットを挙げてきたが、良い薬ではあるんです。
鎮静作用が強いらしく、わりとぐっすり眠れて、神経質なところが緩和されるというか情緒が安定しやすくなる。
メリットとデメリットを天秤にかけて、当面の間は飲み続けることになりそうだ。