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「調整器が曲がってましたので直しておきますよ」というLPガスの新規営業が発生しました。

ガス小売全面自由化、いわゆる「ガス自由化」が2017年4月にスタートして随分経ちます。もっとも、弊社が扱うLPガスはそもそも自由市場でしたのでアレなんですけどね、ただ荒っぽい営業さんは増えているようです。
例えば、ポストから検針伝票を抜き出して情報を取って営業をかけてくる事案。検針伝票を狙っているかの様な勧誘営業はポストを狙われている様で気味が悪いとお客様が不安がってました。営業からは「いつでもお電話下さい、スグに伺いますから」と伝えた…とか

(契約時は通常より値段を安くしておき、あとから元の値段に戻すなどの手段をとるとか、まぁ色々あります。向こうさんの営業からしたらノルマとかもあると思うので、おそらくそうするんでしょうけど。)

前にも注意喚起の文章を書きましたし、協会でもWEBも含めて注意してねっていうお話をしました。

今回の事例は、それこそ昨日あったお話です。
弊社お客様から連絡が入りまして、
「うちの方がガス安いので変えませんか?調整器も曲がってますのでうちで直しますよ?」
というように営業されたとのこと。怪しすぎるのでと、報告していただきました。

調整器ってのはこれです。

LPガス供給時の減圧・制圧・閉塞を行うものです。当然、LPガス機器と配管(ホース)等の接続・取外しを行うためには、「液化石油ガス設備士」の国家資格が必要となるものですし、そもそもよほどの外圧がなければ曲がるとかなんてあり得ないです。(某大手自動車販売業みたいに意図的になんやかやしていれば話は別ですけどね。捕まるやつですけどね。)

これまでのそういう営業傾向ですと、
「知識のないところにつけこむ系」
「一時のお安い!で惑わす系」
「高齢者宅・収入弱者を狙う系」
大体この3つに集約されてくるかと思いますので、
弊社だけでなく、他のガス屋さんで契約されている方々も
お気をつけくださいませ。

※ガスだけでなく電気もそうですが、契約の際にはこちらもご一読いただけると良いかと思います。国民生活センターの情報です。
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20201222_1.pdf

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