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信州ブレイブウォリアーズVS富山グラウジーズ game1

A 千葉、福岡に3連敗し迎えた富山戦。上位を目指すのであれば絶対に負けたくない試合です。

しかし、前戦で痛めたビュフォードが欠場。
富山はほぼ常時on3をしてくるので、インサイドがかなり不利になります。
ヒューが復帰しましたが、復帰直後は無理させないでしょうから、チーム全員でインサイドをケアする必要があります。


ゲームプレビュー

1Q

インサイドに優位を持つ富山は序盤からその強みを強調します。
特にホワイトvs小玉の部分は圧倒的な差があるため、執拗に攻め続け得点を量産。さらにケネディのタッチも好調で、一時10点差が付きます。
しかしそこから石川がスパーク。3からウェインの連携と得点を生み出し、それ以上差を広げさせません。
さらに、on2に加えトヨも入れることで富山の高さに対抗。失点を最小限に抑え、盛り返します。
1Q 26-31

2Q

2Qの序盤、石川に対して激しくプレッシャーをかける富山DFを逆手に取りファルドローを連発します。野崎がノーファールアピールしてますが、そんだけ密着したらそりゃ利用されるだろ。そうそうにチームファールが溜まり、富山DFの激しさを奪います。

その状況を利用して一時逆転した信州でしたが、やはりアーロンホワイトを止めることができず再逆転を許します。ホワイトは前半だけで18得点。
その後は一進一退の攻防が続き、ドンリーの3が決まったところで信州が2点リードで前半終了。
2Q 27-20

3Q

3Qでは両チームのPGが目立ちます。
信州は石川のアウトサイドが好調。相手のアンダーを許さず、中外と得点を重ねます。ただ、終盤にはガス欠気味でプレーが雑になってきています。
富山は宇都が躍動。持ち前のドライブからのゲームメイクでチームにいいリズムを生み出します。
信州1点リードで最終Qへ。
3Q 25-26

4Q

これまでの富山のフィジカルなDFが徐々に石川の体力を削っていき、プレーのクオリティが落ちていきます。さらに、ウッドが不運なプレーでファールアウト。さらにはマーシャルが脚を痛め退場します。絶体絶命の信州。
富山はそんな信州のインサイドを攻め立て、確実にリードを奪います。on0になった信州も最後まで粘りをみせますが、追いつくことはできずノックアウト。痛恨の4連敗となりました。

健康な方が強い

結果的には敗戦しましたが、内容としてはそこまで悪くありませんでいした。
ただ、やっぱり痛感するのは「健康な方が強い」ということ。
これだけ怪我人が多いと、1試合1試合が苦しいのはもちろん、チームの完成度も高められません。
信州はこの部分で何シーズンも悩んできました。それは今シーズンも変わらないようです。

今シーズンは変則的なロスター構成をしているうえに、怪我がちな選手(ヒュー、マーシャル、ウッド、生原)を揃えており、怪我のリスクを無視したかのように感じてしまいます。
まあ、それは今更いってもしょうがないことなので、CSでは全員揃うことを願いましょう。
全員揃った信州は強いはずです。



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