「素朴な楽しみ方」Dブレーン
今日は大学に登校してきました。授業を受けてそのまま図書館で勉強。帰りは雨に打たれながら帰ってきました。ずぶ濡れになるほどではないけど、このあと用事あるなら嫌だなぁってくらい。雨降ってると頭がモヤモヤするし好きではないですが、不思議と濡れながら帰ってくるのはよかったです。
もう帰るだけだしすぐシャワー浴びればいいしと思って堂々と歩けると雨もいい感じです。別に誰に見られているでもないですが、自分がこんな余裕かましてるってのが一人で面白かったです。
特に普段と変わったことがあるわけでもなかったけど、なんかちょっといい時間だなと思ったのでした。そういえば、外出するときって楽器を持ってることも多いので雨とか気を遣うんですよね。そういうとこかもしれない。あー、あと、なんか最近課題に追われて余裕のない姿をすごく自認してるので、そのギャップとかかな。
自分が不意に面白いなって思ったことの糸を辿っていくと自分の知らないところまで行けておもしろいです。家の周りのあんま行ったことない道を散歩する感じ。そして、そういう素朴なものを楽しめる自分のコスパの良さに感心しますね。
そういう素朴な感覚って数学に近いところにある気もします。側から見ればただの記号や図形の並びに見えても、見える人には構造が見えて、それらの間の対応が見えてそれを美しいと感じることができるわけです。それを美しさが伝わるように、文法にのっとって人に伝わるように正確に書き直す技術的な側面が数学にはあって、そこに地続きな素朴な雰囲気を私は感じます。そういう感覚に真摯に向き合っていく数学の姿勢が僕は好きだなぁとも思います。もちろん、いろんな数学があると思いますけどね。
僕は自分で数学が得意ではないと思っているし、優秀な同期を見て自分との差にやる気を削がれることもあるけど、なんというか数学の営み自体は好きだし、数学科に来るという選択は概ね合ってたんじゃないかな。まあ、マイペースにいきたいと思います。
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