「すっぴんでいたい」いと

大学に入ってから，生きづらい，と感じることがいくつか。
そのうちの一つに，「女子は化粧をするのが当たり前」というものがある。こんな空気が私は本当に本当にいやでたまらない。
高校生の時までは化粧をしない子が多かったのに，大学に入ると急にみんなしだしてしまった...

私は化粧が嫌いなわけではない。ピンクのアイシャドウがなくなりそうだから次は水色を買ってみようかな，とか今は考えてる。別に化粧そのものが嫌いなわけでは全くない。それどころか，化粧をしてみると顔がきれいになってちょっとテンションが上がる。

でも，化粧って，疲れている日にまで必ずしなきゃいけないものだろうか？例えば前の日の夜バイトでストレスが溜まって疲れ切って，次の日の朝早くから部活，みたいな時。睡眠時間を削ってまでしなきゃいけないものなのか？誰だって，１分１秒でも長く寝たいと思うだろう。

何より私は心が元気じゃないのに，外見だけ化粧をして化けなきゃいけない，みたいな不釣り合いな状態でいることが本当に嫌。とても気分が沈んでいるのに，なんで外見だけ綺麗にしなきゃいけないのだろう？

「化粧してない子って身だしなみちゃんとしてない」みたいなことを言われたことがある。でも，そんなに無理してまで毎日しなきゃいけないのかなぁといつも感じる。

したいときにして，したくないときはしない。それでいいんじゃないだろうか...？

化粧をしないでも胸を張って大学の授業に出席したり，友達と出かけたり，そういうことが当たり前な世の中になって欲しい。「化粧してない子って身だしなみちゃんとしてない」みたいなことを言う人が少なくなって欲しい。

化粧をしたくない日はすっぴんでいる，そうやって生きていきたい。