シジュウカラさん、新居ができたよ
秋、我が家の庭にいろんな訪問者がやってきます。
先日はタヌキがひょこっと現れました。
どうやら実りすぎて落ちたミニトマトをしっけいしに来たようです。
とても賑やかな冬の鳥もやってきます。
「キッ」「キッ」と甲高い声を上げてあちこち飛び回るのはジョウビタキ。
オスは紅葉した紅葉みたいな赤茶色のお腹とこげ茶の羽根に白班があるのが特徴。
声を上げるたびに、しっぽをぷるるんと震わせる姿が可愛い。
「きぃきぃきぃきぃ……」とけたたましい声で鳴くモズもやってきました。
近くの渋柿の木のてっぺんが大のお気に入り。
けたたましいさえずりだけでなく、「ピーチクパ―チク……」といろんな鳴き声を出すことも発見! 澄み渡る青い空に賑やかなさえずりが響きます。
先週さわやかな秋晴れの日、我が家のやまぼうしの木に新しい巣箱を設けました。
10年ほど前、突然小学生だった子どもから
「鳥の巣箱をつくって木にかけよ」との命令がくだり、
すぐにホームセンターに直行、木材を仕入れ、
不慣れな手つきでこしらえた巣箱も老朽化が進み、
とうとう台風の風で壊れてしまったのです。
子どもは大きくなり、巣箱づくりを手伝ってなんかくれなさそうなので、今回はすてきな巣箱を購入しました。なんと焼き杉でできている本格派です。
秋に木にかけておくと警戒心がとかれ、初春には巣づくりをする可能性が高くなるそうです。
シジュウカラが気に入ってくれたらいいな。