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22歳、オーストラリアで出会ったタイ人との、人生最大の恋愛のおはなし。③



留学生は、基本的にシェアハウスに住む。ネットで探して、基本的に当日中に住むことができて、契約とかもない。 

私たちは、4人で引っ越せる家を探していた。半年先に留学に来てた親友と、メキシコ出身の男の子と、もう1人は募集中だった。

数人分のベッドが空いている部屋を探すのは簡単ではなかった。ある日、私と彼が3人でよく飲みに行くあの友達が、僕の家に2つ空き部屋があると教えてくれた。


探し疲れたし、そこにほぼ確定した時に、あることが発覚した。

空いてる2部屋は、ダブルベッドが1つずつ置かれた、いわゆるカップルルームタイプだった。


男と寝るのは嫌だけど、ここ住みたい!って言いだすメキシコ人の友達。

ダブルベッドの部屋に男女が一緒に住む、何が起こるかなんてなんとなくわかるでしょ。(笑)

でも親友は別にその子と同室で構わなかった。だから、残りは私の部屋に誰が住むかになった。

親友は友達歴も長い彼に住んでほしくてかなり説得してた。私も親友に促されて声をかけたけど、彼は友達と住んでるからちょっと難しいっていっていて、住みたいとはいいながらも乗り気でもなさそうな感じ。

私にとって彼は、他の人よりも気が楽な仲良し、くらいの存在だったその頃。一緒に住みたいけど、まぁ仕方ないか。くらいに思ってた。

その時住んでた家が本当に嫌すぎて、引っ越せたらなんでもよかったし。

他にも声をかけていた男の子が引っ越せるかもって話が出始めた。

そしたら数日後、彼が引っ越すって言い始めた。なんだ気変わりしたのか急にって思うのと同時に、なんかほっとした。


一緒に住むってことは、いつか、何かで揉めたりするんだろうな…って不安もあったけどやっと、みんなでシェアハウスを始める日が決まって一安心。やっとあの嫌な家からも出られる!


そんな時、3週間の短期滞在の日本人の女の子がやってきます。

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