
株式市場、絶好の買い場到来?
イギリス(FTSE) -3.42%
ドイツ(DAX) -3.66%
フランス(CAC40)-3.79%
イタリア(MIB) -4.75%
CME ダウ先物 -2.60%
日経平均先物CME(円建て)-3.60%
これは、2月24日(月)20時頃(日本時間)の世界の株式市場の下落率です。この時間、すでに閉場した上海は-0.28%、香港は-1.79%、韓国は-3.87%の終値となっています。東南アジアでも、マレーシア-2.69%、タイ-3.98%、ベトナム-3.19%と軒並み大きく下がって終了しています。
世界同時株安が広がっていて、新型肺炎の影響が世界の経済に打撃を与えている状況です。
事実、感染者の拡大や死者の広がりは日本や韓国以外にも、ヨーロッパ、中東にも広がっています。
「イタリア、死者4人に=感染者増、混乱広がる―新型肺炎」(時事通信)
「アルマーニ、無人のファッションショー開催―新型肺炎で」(朝日新聞)
「新型ウイルス、中東に広がる警戒感 イランの死者増加で国境封鎖相次ぐ」(AFPBB)
イランは死者数が8人となり、中国以外の死者数では最多で国境を接するトルコ、パキスタン、アフガニスタン、アルメニアが陸路の国境を封鎖しているそうです。イタリアのスーパーでは商品の買い占め騒動まで起きています。状況を俯瞰するに、中国と経済的に結びつきの強い国々での感染拡大が始まっているといえそうです。
当該国である中国ではいまだ混乱が続いている様子ですから、収束が見えるのはまだまだ先になるのではないかと思います。
ということは、世界経済への影響は現状では測りかねる、ということかもしれません。明日の日本市場は3連休明けの開場となりますが、おそらく暴落して始まるでしょうが、明日が底値とは言えず、今後も下がり続ける可能性があります。
では、一体いつが底になるでしょう?
残念ながら、それは誰にも予想できません。新型肺炎のピークと収束が読めればいいのですが、これはやっぱり誰にも予想できないからです。
唯一、防戦態勢として、種銭をできるだけ確保してその日(買い場)に備える、というのが20.315のやり方になりますね。
※投資は自己判断でお願いしますです。
※冒頭写真は”DIAMOND online”、中段写真は”幻冬舎GOLD ONLINE”から。