祐徳稲荷神社1

祐徳稲荷神社【佐賀・鹿島市】

絢爛豪華、勇壮で立派な祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)です。伏見稲荷大社(京都)、笠間稲荷神社(茨城)と並ぶ日本三大稲荷としてあまりにも有名(三大稲荷は諸説ありますが)。

年間300万人が訪れる九州屈指の名所でもあります。

創建は貞享(じょうきょう)4年(1687年)。この元号、貞享は4年間のみで、霊元天皇(れいげんてんのう)と東山天皇(ひがしやまてんのう)のお二人の時代です。

明治時代より前は天皇の在位と元号は一致していなくて、しかもこの時代は最終期の「院政」が敷かれていた時代です。天皇とは名ばかり、その父親が実権を握っていたので、それはそれは面倒くさかったのでは?と思います。

祐徳稲荷神社2

さて、創建に至る由縁ですが、HPには「肥前鹿島藩主鍋島直朝(なべしまなおとも)公の夫人花山院萬子媛(かざんいんまんこひめ)が、朝廷の勅願所であった稲荷大神の御分霊を勧請された稲荷神社で、衣食住の守護神として国民の間に篤く信仰されております。」とあります。稲荷大神がどこを(あるいは誰を)さすのか定かではありませんが、ひょっとすると伏見稲荷かもしれません。あくまで推測です、違かったらごめんなさい。

いずれにしても、創建の由来から今日まで、祐徳稲荷神社はきわめて平和な神社といえそうです(1949年に一度焼失していますが)。

「商売繁盛」「家運繁栄」「大漁満足」「交通安全」など、ご利益マックスの祐徳稲荷神社です。

祐徳稲荷神社3

尚、HPには「祐徳チャンネル」という動画も装備されています。

ちなみに、20.315はこの祐徳稲荷神社の訪問(佐賀県への訪問)によって、日本全国47都道府県すべてを踏破させていただきました。
グッジョブ、20.315。サンキュー、祐徳稲荷神社。

【基礎データ】
■創建 貞享4年(西暦1687年) 江戸時代
■祭神 倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ)ほか
■住所 佐賀県鹿島市古枝
■HP 祐徳稲荷神社

※写真は全て20.315が撮影。

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