誰も知らない「大谷選手の父と花巻東監督」の3つの共通点。
⇧ は、新幹線:新花巻駅の待合室に展示してある大谷選手や菊池選手などの数々の写真やグラブなどの記念の品を展示してあるスペースの様子です。
花巻東高出身の大谷選手、菊池選手(いずれもMLB選手)、富士大学出身の
山川選手、多和田選手(いずれも西武ライオンズ選手)の紹介が見れます。
「大谷選手の父と花巻東監督」の3つの共通点を紹介します。
”誰も知らない”は、ちょっと大げさでしたが、わたしが大谷選手と同郷ということで、以前から調べていたことを盛り込んで紹介します。
大谷選手の父親:大谷徹さんと花巻東監督:佐々木洋さんの3つの共通点。
(以後敬称略)
1.高校時代に同じ市内で甲子園を目指した。
大谷徹:黒沢尻工業高校にて野球部に入部。
佐々木洋:黒沢尻北高校にて野球部に入部。
年は10歳ほど離れているため時期は異なるが、同じ岩手県北上市内の
県立高校にて野球部に所属し甲子園を目指していた。
黒沢尻は「クロサワジリ」と読み、北上市周辺のむかしの呼称。
残念ながらどちらも甲子園の夢は叶わなかった。
2.野球のために青年時代を横浜で過ごした。
大谷徹:黒沢尻工業高校を卒業後、三菱重工横浜に入社し社会人野球選手に
なり、その時期を横浜で過ごす。その後、ケガのため24歳で野球を
辞め岩手に帰り、金ヶ崎町にあるトヨタの工場で働き始める。
後に、金ヶ崎リトルシニアの監督になり青少年の野球指導に携わる。
ちなみに翔平選手の母親も父と同じ三菱重工横浜でバトミントンの
選手として活躍した。スポーツ一家である。
佐々木洋:黒沢尻北高校卒業後、国士舘大学を経て、横浜隼人高校にて
硬式野球部コーチに就任。コーチ時代を横浜で過ごす。
その後、地元岩手に戻り2002年より花巻東高校野球部監督に就任。
3.息子を野球選手として立派に育てた。
大谷徹:息子翔平選手は今年、MLBのMVPを受賞。その活躍は日本人は
誰でも知っている。翔平選手の兄も社会人野球の選手として活躍し、
都市対抗野球にも出場した経験を持つ。
佐々木洋:2002年より花巻東高校野球部監督に就任。
就任4年目の2005年には夏の甲子園に出場。2009年には
菊池雄星(現シアトルマリナーズ)を擁し春夏甲子園に出場。
10年目の2011年には現エンゼルスの大谷翔平の活躍などで甲子園に
行っている。
そんな佐々木監督にもとに、今年期待の新人が入部した。
佐々木麟太郎選手である。彼は、佐々木監督の息子である。リトルリーグ時代から有名な選手で、体格も大きい。
その麟太郎選手が先週から開催されている明治神宮野球大会で大暴れした。
準決勝で敗れはしたが、各校からの厳しいマークの中、3試合で10打数6安打、2ホームラン、9打点、通算49号の大活躍だ。4月に高校に入学してまだ8ヶ月しか経っていないのに。恐ろしいほどの活躍である。
この先どこまで伸びるのやら。
さて、話はまだ続く、実はこの麟太郎選手をリトルリーグで指導したのが
大谷選手の父親:徹さんなのである。
世間は狭いのである。
大谷選手、佐々木麟太郎選手(まだ全国区に出たばかりではあるが)、
これからも彼らは大きく活躍していくでしょう。
目が離せませんね!! 期待しています。
最後に、
大谷徹さん、佐々木洋さんの共通の思いは、岩手の子供たちに野球を通じて
日本中に、世界中に羽ばたいて欲しい、そして岩手を元気付けて欲しい、ということなのではないかと思っています。
応援しています。