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バイクの運転講習会に初参加。

初めて自動二輪の免許証を所得したのは高校2年生の時だった。

当時の免許制度では自動二輪は、125ccまで運転できる小型自動二輪と
それ以上の排気量も運転できる大型自動二輪に分かれていた。

交通手段の少ない地方の高校へ通っていたためじぶんとしては通学手段としてバイクを利用するのが取得目的だった。ただし高校の規則で50ccバイクしか通学に認めてもらえなかった。とはいっても学科試験だけで取得できる原付免許では何だか物足りなく感じ、すこし余裕を持たせて小型自動二輪免許の取得を選んだのである。

高校への通学にはヤマハのTY50というバイクで通った。片道30分くらいだったが、それまで自転車だったので漕がなくていい分楽だし風を切って乗れて制限速度30km/hだったけど楽しかった。

高校を卒業しスズキのハスラー125、続いてヤマハのミニトレ80を愛車にした。どちらも楽しいバイクだったがいずれは車に乗ろうと思っていたのでそちらに移行していってしまった。

でも本当のことをいうと大きなバイクにも乗ってみたいなあ、というあこがれも心の中には残っていた。

会社勤めでは車通勤だったので、そんな気持ちはどこかへ行ってしまっていたが、年を重ね人生の後半を意識するようなころになってきてバイクの小型免許ことが頭のすみに浮かんできた。

なんか中途半端な免許だな⁉ 125ccまでなんて、と。

ちなみに車の免許は大型自動車まで持っている。

気になると放っておけなくなり、通勤帰りに通えやすそうな会社近くの教習場に申し込みにいっていた。

小型自動二輪から大型自動車二輪免許はすぐには取れないとの事にて、
小型のつぎの中型二輪クラスに入った。

昔バイクに乗っていたころからだいぶ時間が経っていたので一本橋が上手くいかなかったりクランクでこけたりしたが、思ったほど長い時間は掛らずに免許は取得でき現在の免許証には普通自動二輪に横棒 ”━” が入っている。

嬉しい気持ちでバイク屋さんに購入しようかなと行ってみて驚いた。

コロナの影響で半導体が品薄となり予約をしてもバイクがいつ入手できるか分からないというのである(少なくとも一年以上はかかりそうとのこと)。

中古も考えたが希望のものがなく、そのうちに段々と自分のバイク熱も下降の一途と辿って行ってしまった。

それからしばらくして、ホンダが開催している初心者バイク講習会のことをwebで知った。

教習所で普通自動二輪免許をとってからまだ路上での走行デビューを果たせていない初心者なわたしは早速申し込みを希望したが既に満員でその回は参加できずに別の回でようやく参加することができた。

ちょっとこわい部分もあったが構内だけでなく路上の運転もできて楽しい汗を搔くことができた。

バイクの品不足も少しずつ緩和されてきていると聞く。

ちょっとバイク屋さんでも覗いてみるかな⁈

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