
異端の人間学:五木寛之x佐藤優
「異端の人間学:五木寛之x佐藤優」の紹介です。
ソ連・ロシアと1960年代から深く関わってきた五木寛之さん、佐藤優さんの2人の作家が、文学、政治経済、宗教他あらゆる角度からロシアを分析する。
人間とは、国家とは、歴史とは、日本人とは何かを浮き彫りにしたスリリングな知の対論。
野蛮で残酷、時に繊細で芸術に過剰なまでの情熱を傾けるロシア人。
日本とは近く、欧米に憧れて近代化してきたという似通った過去も持つ。
だが私達は、隣国の本性を知っていると言えるのか。
欧米中心のヘゲモニーが崩れつつある今、世界はロシアが鍵の一つを再び握った。
ロシアを知り理解し得なければ、今後日本は生き残れない。
一九六〇年代からソ連・ロシアと深く関わってきた二人の作家が、文学、政治経済、宗教他あらゆる角度からロシアを分析。
人間とは、国家とは、歴史とは、そして日本人とは何かを浮き彫りにしたスリリングな知の対論。
もくじ:
まえがき:佐藤 優
第一部 人間を見よ
・本質をつかめなくなった日本人
・ロシアに対する愛憎二筋
・ロシア人の内面世界と『さらばモスクワ愚連隊』 他
第二部 見えない世界の力
・「ナ・ウクライーネ」と「ヴ・ウクライーネ」の違い
・ウクライナ危機のポイントはガリツィア地方にある
・第二次大戦後のウクライナの混乱 他
第三部 詩人が尊敬される国
・ロシアは教師であり脅威でもあった
・「識詩率」が高いロシア
・ロシア人の魂をつくりあげたもの 他
第四部 学ぶべきもの、学ぶべき人
・人生の師を持てるか
・廣松渉のエンターテインメント性
・スターリンの死のころに 他
あとがき:五木寛之
なお本内容は、幻冬舎新書 「異端の人間学」:五木寛之x佐藤優 著 を参照しています。