マンガでわかる「ブロックチェーンのトリセツ」: ③ブロックチェーンを利用したトレーサビリティ
マンガでわかる「ブロックチェーンのトリセツ」: ➁ブロックチェーンを利用したトレーサビリティ
ブロックチェーンのトリセツ:著者 森一弥さんの本の紹介です。
森さんは、一般社団法人ブロックチェーン推進協会の
部会長をしています。
画は”姫ばあちゃんとナイト” の佐倉イサミさん。
トレーサビリティとは?
ブロックチェーンは「データの改ざんができない」ことが大きな特徴です。
その特徴を利用して、トレーサビリティを効率よく実現することができます。
トレーサビリティとは、商品の流通情報を追跡する仕組みのこと。
トレーサビリティを実現するためには「トークン」というブロックチェーンの仕組みを用います。
トークンには、価値の情報も持たせられるから、ビットコインだけでなく
いろいろな経済活動に応用することができるのです。
たとえば、野菜などの食材。
・生産者の名前や顔
・店頭に並ぶまでのどの配送業者がいつ運んだか。
・料理のレシピや食後の感想なども盛り込むことができるようになる。
ブロックチェーンにおけるトークンは「価値を持った数字の情報」という意味。価値というと、お金と考えがちだが、それとは異なります。
トークンエコノミーとは?
トレーサビリティのために用いられる価値を持った数字の情報はトークンという仕組みである。
この仕組みはモノやサービスの対価としての支払いにも使うことができる。
このように、トークンを使った経済活動のことを
トークンエコノミーという。
情報やモノに対して「正当な価値」を対価として支払うことができる
トークンエコノミー。お金を介さずにトークンで支払いをするこの
トークンエコノミーは近未来の経済活動を変革する可能性がある。
ブロックチェーンが得意なこと、苦手なこと、などを
次回紹介します。
・マスターデータの記録にはブロックチェーンは不向き
・トランザクションデータの記録にはブロックチェーンは有効
などなど。。
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続きます。(10月30日)
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