![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131012704/rectangle_large_type_2_e61b934b8b26ed689f0465edeb520ba7.png?width=1200)
さいえんす
東野圭吾さんのエッセー本は数冊あるますがその中の1冊です。
「本の旅人」、「ダイヤモンドLOOP」にて連載されていた東野さんの
エッセーを収録して角川文庫の1冊として出版されたこの作品で全23作あります。
いずれも数ページの短めの読みものなので電車での移動時間や休憩時間などの隙間時間にササっと読めるもので、ポケットに忍ばせて携帯したい1冊です。
大阪府立大学の電気工学科を卒業し自動車関連部品の大企業でエンジニアとして活躍された経験を持つ東野圭吾さんの理系的な独自視点からの小作品集となっています。
なかでも、「天空の蜂」の執筆の際に得た取材情報をもとにしてものと思われる原子力発電所や原子力発電政策、発電所と地震との関係性などの提言には、理系的知見に基づいた重みのある提案内容となっています。
それにしても、東野圭吾さんの作品の守備範囲のはてが見えませんね。