本を読む本:M.J.アドラー、C.V.ドーレン著 外山滋比古 槇未知子 訳
読書好きを自認する人で、更により効果的に読書ができるようにしたいと願っている人におすすめの本。
本の名はそのものずばり、本を読む本
この本は、1940年米国で刊行されて以来、世界各国で翻訳され読みつがれてきた。
読むに値する良書とは何か、読書の本来の意味とは何かを考え、知的かつ
実際的な読書の技術をわかりやすく解説している。
初級読書に始まり、点検読書や分析読書をへて、最終レベルにいたるまでの具体的な方法を示し、読者を積極的な読書へと導く。
単なる読書技術にとどまることなく、自らを高めるための最高の手引書。
もくじ:
日本の読者の皆さんへ
モーティマー・J・アドラー
第一部 読書の意味
1読書技術と積極性
2読書のレベル
3初級読書ー読書の第一レベル
4点検読書ー読書の第二レベル
5意欲的な読者になるには
第二部 分析読書ー読書の第三レベル
6本を分類する
7本を透視する
8著者と折り合いをつける
9著者の伝えたいことは何か
10本を正しく批評する
11著者に賛成するか、反論するか
12読書の補助手段
第三部 文学の読みかた
13小説、戯曲、詩の読みかた
第4部 読書の最終目標
14シントピカル読書ー読書の第四レベル
15読書と精神の成長
日本人の読書ーー訳者あとがきにかえて
なお本内容は、講談社学術文庫 本を読む本:M.J.アドラー、C.V.ドーレン著 外山滋比古 槇未知子 訳 を 参照しています。