サッカーW杯スペイン戦2点目の技術的な凄さ!!
2022年11月2日(金)サッカーワールドカップ予選、対スペイン戦に
日本は2-1で歴史的な勝利を挙げ予選E組を首位で通過した。
前半11分にスペインに簡単にヘディングで先制点を許した日本は、その後なんとか耐え忍んでそのまま1点差で前半戦を終えた。
後半に入り日本は、三笘選手と堂安選手を投入し攻めへと戦術を変えた。
それが当たり後半3分、堂安律選手がペナルティーエリア外から得意の左脚で豪快にミドルシュートを放ち、そのボールがネットを揺らしあっという間に同点に追いついた。
更にその3分後、また堂安選手が右サイドに走り込み今度は右脚でクロスボールを入れた。それを左サイドから飛び込んできた三笘薫選手が折り返し、ゴール前の田中碧選手がボールを押し込んだ。
一旦はレフリーがゴールを宣言したが、即VARによるビデオ判定に移されることとなった。三笘選手がボールを折り返した際にボールは既にゴールラインを割っていたのではないかとの懸念を検証するためである。
VARの結果、ギリギリボールは線上に残っており日本のゴールは認められた。これで正式に日本の逆転が認められた。翌日、FIFAはこの検証を画像付きで紹介し判定は間違いないと公式に声明した。
この連続得点の後、日本は相手の猛攻を凌ぎ、ドイツ戦に続きFIFAランク7位(日本は24位)のスペインを破る歴史的勝利を挙げたのである。大金星である!!!
試合は、日本時間早朝4時開始のゲームだったため、結果を知った日本中の人々が一日中喜びで沸き返った。号外も配られゴールのシーンも何度もTVで流され、VAR判定されたボールの位置の画像も繰り返し報じられた。
しかしVAR判定の画像を見ながらも技術的な疑問は残った。三笘選手が走りこんできて横からボールを蹴るとゴール前までは転がっていくはず。転がったボールだと日本の他の選手や相手でフェンダーに当たっちゃうよ!!
どうやって浮かせたの?
色々探していたら、ある解説者のコメントが飛び込んできた。
ボールの横に足を当て斜め下方に力をかけて地面に押し付けることで、反動でボールが弾んでポーンと挙がったものだろう、とのこと。しかし、全力で走ってきてボールに足を延ばし、咄嗟にしかも正確にあのプレーをすることは大変難しい、とも付け加えた。
そんなプレーを世界の大舞台でいとも簡単そうにやって、見事にできてしまう日本の選手達、凄いなあ。
死の組と呼ばれたEグループでドイツ、スペインを破り首位で
突破した日本。世界はもうその実力を認めざるを得ない。
さあ次は、世界ランク12位(ドイツ11位)のクロアチア戦。
日本の皆さんを未知なる世界、ベスト8の高みに連れて行ってください。
ブラボー!!!!!