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2月22日 猫の日  まで。  ゆーの猫特集&私の猫歌花鳥風月

さて、今年はうるう年で2月が1日余分にあるから得したような損したような気持ちでもあるし2月、如月は私の飼い猫たちに想いをよせていきたい。見ず知らずの方から嫌がらせをされていても私の飼い猫たちに恥じぬように書いていくことに決めた。

今はこの子、1人。そして猫を飼うのはこの子で最後にしたい。亡き愛猫の一周忌は2月20日、明日だから。猫を抱えて街を出た私の戯れ言にしばし、お付き合いを。

下手かもしれない。いくつか詠んだ猫の歌。しかし、やはり2月は好かぬ。

「如月の 鋭き冷たき朝に涙 青き瞳の吾子を想ひて」

きさらぎの するどきつめたきあしたになみだ あおきひとみのあこをおもいて 

「二月の朝に きみは去ぬ 柔らかな和毛 にぁを忘れぬ」

にがつのあしたにきみはいぬ やわらかなにこげ にぁをわすれぬ

(にぁ は猫の声 昨年亡くなったりりこの声)

「ふわふわと 舞い散る綿毛の愛しさに きらりと虹の 鞘に笑いて」

ふわふわと まいちるわたげのいとしさに きらりとにじの さやにわらいて

(猫の爪の鞘に虹の光を感じて)

「りりこやい りりこりりこと繰り返し 呼べど叫べど りりこはいない」

りりこやい りりこりりことくりかえし よべどさけべど りりこはいない

「しいつに残りし和毛の名残に 日々涙の朝 早き一年」 

シーツにのこりしにこげのなごりに
ひびなみだのあさ はやき いちねん

泣いていたばかりじゃなかったんだ。たくさんの愛を猫がくれた。

「にぁと啼く 愛しき吾子の ぬくもりよ ママは忘れぬ きみの澄んだ目」

にぁとなく いとしきあこのぬくもりよ ママはわすれぬ きみのすんだめ

「ちゃーすちゃーすと猫を呼ぶ 私の宝は 一匹の猫」

ちゃーすちゃーすとねこをよぶ わたしのたからは いっぴきのねこ

・・・。
思えばいつも傍らには猫がいてくれた。
つらい時も苦しい時も私には猫たちがいたんだ。まだへたくそな猫の歌はたくさんあるが弥生を待たず逝ったりりこ。抱いて桜を見せたかった願いは届かなかったが。愛しい優しい時間はかつてのあの子たちが確かにくれた。
春を待ちわびる友としてまだ私には可愛い猫がひとり、いる。

亡くした猫たちも、今の子も。

猫は正直な愛を私にくれたから。
私にできることはわきまえているつもりだ。今の暮らしと飼い猫を私は絶対守り抜くつもりで空を見上げて笑っている。

猫は素晴らしい人生の友。かつての飼い猫たちはみんな虹の橋をわたりしっぽをピンと立てて私を待っていてくれている。
二本しかない私の腕で。小さなぬくもりを自分の力で抱きしめて笑って生きていく。

命を守り、生きていく喜びを私の猫たちはちゃんとわかっていると信じて、いる。

ちなみに黄色い服はエリザベスウエア。
大きな手術のあと、よくあるエリザベスカラーではなく快適な生活を送らせたいとせめて母親として犬猫病院に頼み、取り寄せ着せた。傷口をいたわる包帯の役割もある。

今日も私は音楽を聴いて過ごしている。L'Arc~en~CielとMALICE MIZERを。いつものようにのほほんと猫を撫でて笑顔で。大好きな俳句がある。

散る桜  残る桜も  散る桜

いつかみんないっしょに雲みたいにふわふわな愛を持ちよって。私は虹の橋を渡ったこの子たちに再会する。そして、春を一緒に過ごし、舞い散る桜を猫たちと楽しみたいって今の私は思えるようにもなってきてもいる。

2月はやはり好かぬが春の足音が聞こえるから。まだ私は大丈夫なんだって思える。

ありがとう、くろちゃん、ナナ、ちび、ちゃーこ、そしてりりこ。ちゃーちゃん。ママに愛をくれて笑顔をくれて。ママ、今日も元気だからね!

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