
台湾で買った英語の本がなかなかいい!
たまたま台湾人YouTuberさんが勧めていた英語の教材が、とても良さそうだったので買ってみた。

英語を勉強するための本だけど、テキストって感じではない。
英語の先生が書いた文章を楽しみながら、音読して書き写すうちに英語がもっとできるようになるよ的な本。(もちろん音声DL付き)
題名は
『抄寫英語的奇蹟』
英語名は
『The miracle of Transcribing English』
日本語にすると『英語書き写しの奇跡』という感じかな。
「一日10分で英語も人生も飛躍的に発展する」とある。
この本には全部で100個の短い英文(150ワード前後〜200ワードくらいかな?)が載っていて、それぞれ10個が1つのフェーズとしてまとめられている。
今、21個の短文を書き写したので、2フェーズ終えて、3フェーズ目に入ったところ。
見開きの左1ページに1つのテーマで英語の短文とその中国語訳が載っていて、右ページはそれを書き写すスペースになっている。
つまり書き込み式なので、他にノートとかは要らない。

栞は誠品書店で本を買った時にもらったもの、卒業シーズンだからこの絵?
著者は、台湾で英語教師をしているアメリカ人で、この本の短文は全て彼が書いたポジティブになるエッセイだ。
こんなふうに考えて、こんなことするといいよねという感じの、適度にポジティブで優しい目線を感じる文章で、私は内容もけっこう気に入っている。
たまに、そんなことはしないかなという内容もあるけど。
何回も読んだ後に書き写すのだから、内容が自分の気持ちに全く沿っていなかったら、続けるのが嫌になってしまうと思うから、けっこう気の合うタイプの先生でよかった!
音声も著者が吹き込んでいて、けっこうゆっくりはっきり、強調するところもわかりやすく読んでくれている。
私の勉強のしかたはこんな感じだ。
まずお手本の音声を適当に区切りながら、真似して何回か音読してみる。
文脈から考えてもやっぱりわからない単語や、よくわからない構造を調べたり、あやふやな発音の発音記号を調べる。
お手本を聴きながら読んだり、自分だけでも音読する。
この時、読みながら意味が取れているか確認する。書き写す。
一つ一つのワードを書き写すのではなくて、意味の塊を、できれば一文丸ごとを読んで、それを右ページに書き写す。最後にもう一度読んで、頭から意味が取れているかを確認。
気が向いたら好きな時に中国語訳も読んで、英語と中国語の音の違い、特に発声の方法がけっこう違うんだなぁというのを感じて楽しむ。
実はたまに5までやっても、なんでこう言うんだろう?としっくりこない構造の文があったりするけど、それについては、私のレベルがまだそれを理解するところに達してないんだなぁと深追いせずに諦めている。
いつか、勉強が進んだら、なんだこんなことだったのか!ってなるといいな。
中国語でも振り返ると「こんなこともわからなかったんだなぁ」ってこと、たくさんあったし。
文の意味は、英文の下に中国語訳があるので、それで確認ができる。
この英文と中国語文を見ていると、同じ内容でも全く違う手法で表現していて、英語と中国語の距離も遠いんだなぁと感じる。
この2つの言語は、たまに似ている的なことが言われるけど、やっぱり全然違う。
だから、中国語訳を読めば全体に何を言ってるかはわかるし、単語の意味もだいたいわかるけど、品詞や構造の理解の助けにはあまりならない。
まだ1/5しか書き写しをしてないし、まとまった文章と言っても、そんなに長くないけど、それでも少し英文を読む癖が付いてきたような気もするようなしないような...。
この本1冊で奇跡が起きるかというと、まぁ、起きないと思う。
でも、自分の好きなやり方で勉強したほうが続くし、結局、語学の勉強って続けることもかなり大切だと思っている。
せっかく英語が好きになってきたから、このまましばらくがんばって、少し違う景色が見たい。