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本屋はアミューズメントパーク

本屋はこれからなくなっていくのだろうか?

ぼくは本屋が好きだから、なくなってほしくないと思っているけれども、世の中的には電子書籍で本を買う人が増え、本屋の売上が下がってしまうと閉店せざるを得ないところが増えてきてしまうのだろう。

しかし、昨日、東京駅の丸善に寄ったが、とてもたくさんの人で賑わっていた。久々に大型の本屋に行ったということと、土曜日だったいうこともあり、こんなにたくさんの人で賑わっているのかということに驚いた。

ぼくは昨日はなにも買わずに帰った。そもそも本屋に行ってなにも買わないというのは、ぼくとしてはよくあること。

となるとぼくはなんの為に本屋に行っているのだろう。
もしかすると、ぼくは本屋を一つのアミューズメントパーク的な使い方をしているのかもしれない。
もしくは音楽で言うところライブの様な感覚なのかもしれない。

その場ではなにも買わずに、その場の雰囲気を楽しむ。

その場で良いなと思った本は電子書籍で買っても良いし、その本について調べてみて面白そうであれば、次回行った時に買っても良い。

ぼく的には本屋という空間に自分の身を置くことを重視しているのかもしれない。

今、電子書籍で本が買えるという時代に、本屋に行く人はぼく以外にもいる。むしろ多くの人がいた。それはその人達が電子書籍という技術の発達に追いついていないからとかではなく、そういう技術も知っている上で、もしくはそれを駆使した上で、あえて本屋に直接行っているのだと思う。

となると、電子書籍で本を買うことと、本屋に行くということは似てることではあるが、全く別の行動なのかもしれない。

本を買いたいから電子書籍を買うということと、
本屋に行きたいから、本屋に行くというのは
別のことなのかもしれない。

本屋というところに行って、たまたま本も売っているから本を買っているのかもしれない。

では、もし本屋に本は置いてあるけども、そこで本が買えなくなったとしたら、ぼくはその本屋に行かないだろうか?

おそらくその本屋には行くと思う。むしろ喜んで行くと思う。
そこで買わなくても良いという、プレッシャーからの解放でより通いやすくなるかもしれない。

そのうち体験型の本屋ができて、その場では本を軽く読むことはできるが、購入自体はネットで行って下さい、というようなお店ができるかもしれない。

そうなったとしてもぼくは本屋に行くと思う。

そんなぼくみたいな考えの人ばかりではないと思うけれども、昨日の本屋に多くの人がいたことを考えてみると同じような気持ちの人はたくさんいるのではないかなと思う。

最終的にぼく的な考えとしては本屋はなくならないという結論に至ったという話でした。

実際のデータとしては本屋の数は減少しているようです。ショックです。

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