ニーチェその1
ニーチェのツァラトゥストラを読んだ
その後に悲劇の誕生を読み始めたが断念した
難しいというより、読みにくい
何言ってるかさっぱりわからない
ツゥラトゥストラは、ほとんど理解できないまま終わった、、、
さらに悲劇の誕生は
ニーチェは若い頃、古典文献学で天才的な能力を発露していただけあって、ギリシアの古典の話ばかり数多く出てくる
全く内容が入ってこない
そんな時
FOR BIGINNERSシリーズのニーチェ(文・竹田青嗣/絵・田島直美)が目に止まった
この本を読んで
ようやく少し理解できた
ニーチェ文学、、、、
こんなに面白いとは思わなかった
ニーチェの核心的テーマは二つあると本書には言う
・現世世界の超え難い矛盾にもかかわらず、いかに生を是認し肯定できるように考えうるかという思想的課題
・ヨーロッパの〈知〉の歴史を根こそぎ批判すること(本書39ページ)
一つ目の課題はこのコロナ禍において如実に現れている、ニーチェの出した答えが気になる
二つ目の課題は規模がデカい
プロテスタントの家系に生まれたニーチェは、幼少期歩く牧師さんと言われるほど聖書を勉強していたというのは聞いたことがあるが、そんなニーチェがなぜヨーロッパを敵に回したのか気になる
というわけで
生前はあまり評価されず、最後は精神が崩壊して死んでいった
ニーチェをとりあげてみようと思う