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馬券 弱者の戦略!

ご存じのように 競馬は
ゼロサムゲームのギャンブル

勝った分だけ負ける人がいます

レースのように
「未勝利」「1勝クラス」と
成績に応じたクラス分けなどなく

馬券だけで生計を立てるようなプロと
今日初めて馬券を買う初心者が
同じリングに上がりハンデなしで戦います

例えじゃなく実際にです

時間と資金を十分に使い
馬券だけで生活できる馬券プロ

さらに

独自の予想や馬券理論から
ソフトなどを駆使しながら
メディア(市場)でも高い評価の
予想強者 及び インフルエンサー

そんな人たちと

私のように競馬だけに
そこまで時間と資金は使えない

そんな馬券弱者が
同じリング(レース)で
お金を賭けて戦うのが競馬です

お金をリング中央に置いて
主催が約25%を抜いた残りを

勝った人たちで
山分けするシステム

武器( 時間 × お金 )が
足りない者が参加して
喜ぶのは 一体 誰でしょう?

こんな感じになりますね

つまり

戦力で劣る馬券弱者は
何か策を講じなければ
強者に搾取され
養分になるだけです

とはいえ

時間や資金、予想力なんかは
今すぐどうこうなりません

そこで参考にしたいのが

ランチェスター『 弱者の戦略 』

これはビジネスにおける
戦略理論のひとつで

弱い立場にある側が
強者にどのようにして挑むかを
考えた弱者のための戦略です

私もビジネスでは「孫子」と共に
昔からよく活用している戦略です

これを競馬にあてはめます


STEP【1】 『 局地戦 』

そもそも競馬に使える
時間と資金に差があります

受験やスポーツで例えると

一方には時間と資金を十分に与え

もう一方には
使って良いのは週に1時間だけ
費用も1万円のみ


これでは後者に勝つ術はありません

才能云々の前に
必ず「量の差」で負けます

これは努力でどうこうできない

なので まずは
「戦うところを決めます」

使える時間と資金を一か所に
集中させることで
そこでの差を潰します

例えば

馬券の売上がもっとも高い
11R と 12R に絞って戦う!

さらに その中でも
より売上と情報が集まる
重賞や最終に絞る(など)

あるいは

自己データ(馬券結果)から最も
期待値が高い(得意な)条件や
競馬場を選んで戦うのも良きですね

どこを選択するかは本人次第ですが

使える時間と資金を一か所に集中させ
局地戦に持ち込む
ことで

そこでの戦いにおける
時間と資金の差をなくします


STEP【2】
的中率10%でも勝てる仕組みづくり!

的中をコントロールできない以上

「的中すれば勝てる」

そんな当たることを
前提とした勝負はできません

「ハズレても負けない!」
ここを考えます

STEP【1】で選んだ
局地戦での戦績が
例え1勝9敗でもプラスになる

この仕組みを作ります

ベンチャー投資は、1社のヒットで
10社分の投資額以上を回収します


つまり

ハナから勝率1勝9敗で良いと考え
当たらないことを前提に戦います

実際に「これはイケる!」と期待した
ベンチャー10社を集めて、期待通りに
事業を成功させるのは1社くらいです

その1社は競馬と同様
全く予想ができません

ただ自分が「これはイケる!」と思った
10を集めれば 必ず1つはヒットする

その1つで
投資額以上を回収する

ここを安定させることができれば
期待値はつくれます

ハズレることを前提に
1勝9敗でも勝てる(利益が上がる)
この仕組みを目指します!

ここで 大切なのは

9 のハズレは無駄ではなく
1つの当たりを引くための
大切な経費だと考えること
です


さて、ここで

どの馬券を、どんな買い方で
1勝9敗をクリアーするのか?


それぞれの予想スタイルや
考え方によるところですが

一応、私の場合を
お伝えしておきます

『 2頭 or 3頭  』が基本です!

具体的には

『穴馬2頭 + 人気実力馬  による
超高配当狙いの 3頭 勝負レース


あるいは

『穴馬 + 人気実力馬 』 による
高配当狙いの 2頭 勝負レース


そのどちらかが基本です

11R or 12R に絞って根拠に基づき
狙えるときのみ狙います!

そうした理由は シンプルに

自己データ上で もっとも
期待値が安定して高いからです

3連単 か 3連複 か?は
そのときの予想になります

馬券の買い方を揃えることで
回収率の収束も明確になり

この買い方から1勝9敗を目指して
1つでも的中すれば
10レース分の購入金額を
大きく越えるよう計算しています



STEP【3】
馬券に複利を応用する!

STEP【1】と STEP【2】が
順調に機能するなら

少額ずつでも
資金は増え続けます

ここで重要なのは

利益を他で消費せず
積み重ねる(運用する)ことです

これを実行できなければ
いつまで経っても
大きな資金は充足せず

永遠に馬券弱者のまま

1勝9敗で利益を出せても
テラ銭の多い競馬で1勝9敗

馬券の買い方にもよるなら
利益は決して多くないでしょう

だとしても 最初は
小さな利益 × 反復回数
これを積み重ねます

そして それを
大きな資金に変えるため
馬券に複利を応用します

そのため 利益を他で消費せず
利益を「運用」します

利益総額に応じてレートを引き上げ
利益を成長曲線で一気に上昇させます

最初こそ 小さな利益 の積み重ねで
その効果もよく分かりませんが

レートを変更するあたりから
複利の応用によって
利益の上昇率は跳ね上がります

分かりやすく言えば

プラス収支の場合
年末には、その年1年分の

馬券購入代金 + 払戻金 が
PAT紐づけ口座にある状態で

それを、そのまま
翌年の馬券代金へと運用します

その運用総額によって
購入レートを引き上げます
(これが複利の応用)

時間や資金で劣っていても
仕組みづくり(戦略)から

馬券強者の背中が見えて来ます




■ 時間×資金


「仕組みづくり」のポイントは5つ!

① どこで戦うかを決める!
 ( 11R or 12R など )

② 券種・買い方を決める!
 ( 2頭軸など )

③ 1勝9敗で利益が出せる
(的中率10%で回収率100%以上)
 予想力を身に付ける!

④ 利益を他で消費せず運用する!

⑤ 複利を応用しレバを利かせて
 成長曲線で利益を上昇させる!

上記5つにメドがたてば
あとは仕組みを
ひたすらぶん回すだけ

ビジネス同様
そう都合よくは行かないでしょう

ただ、だからと言って
やらない。できない。では

いつまで経っても
結果に必要な経験値が充足せず
(リテラシーや情報解像度)
ポジションは下がり続けます

少し話を脱線させますが

みなさんは「ダビマス」という
(ダービースタリオンマスターズ)
スマホゲームをご存じですか?

競争馬を自分で生産して
オンライン上で競うゲームです

「ダビマス」には 公式BC という
(公式ブリーダーズカップ)
オンライン上のレースがあり

そこへ自分で生産・育成した
競争馬の中から数頭を選んで
出走登録します

そして 全国のユーザーが登録した
自慢の競争馬たちによる
熱戦が繰り広げられるわけですが

当然 ここに 立ちはだかる
「壁」が存在します

何回戦で それにぶつかるかは
人によるところですが

前回のブリーダーズカップより
さらに強い馬を生産して
「自分史上最強馬」で挑んでいる

なのに なぜか?
成績が伸びない・・・

どころか 次の
ブリーダーズカップに
同じ馬で出場すると

勝ててたレベルすら
届かなくなった・・・

そんな「壁」です

ちなみに私は それが
4回戦で来ました

どうやっても
4回戦を突破できない

そして次の
ブリーダーズカップでは

3回戦で敗退
4回戦すら進めない

この理由はシンプルで

他の参加者の方が
もっと強いからです

つまり

あるレベルから
今と同じ努力では

前に進むどころか
現状維持さえ無理ですよ!

これを突き付けられます

そして 気づきます

ここから先へ進むには
今よりもっと

時間×資金 を
投入しないと勝てない

ここで私は
まあ こんなもんだろうと
線を引きましたが

これと同じことは
仕事でも競馬でも起きますよね

頑張って努力したのに
前に進むどころか下がってる

なんで? どうして?

ここで自分が試されます

現実を理解して
時間 × 資金 を投入して
前に進むか?

あるいは
そこで折れてしまうのか?

私の個人的な意見で言えば

人生というか 将来は

自分が勝負できるところを
(有利や得意なところ)
どれだけ早く見つけ

そこに どれだけ
時間 × 資金 を 投入するか?

これで決まると考えているので

余計なことはしてられないし
迷ってばかりもいられない

素早く色んなことを試して
ここだ!と当たりをつけたら
全ツッパで勝負に出る!

不安だ、リスクだ、コスパだと
グズグズしているうちに
ピークアウトするのが人生
です

それを踏まえて

競馬に人生を振り切って
そこで結果を出しているプロに
弱者がスキマ時間で挑むなら

その差を埋める戦略が必要です

時間が10分の1しか使えないなら
得意や有利なところに絞って
局地戦で戦う!

その上で
1勝9敗でもプラス収支になるよう
券種や買い方の仕組みをつくる!

小さな利益 × 反復回数
積み重ねた利益を複利の応用から
成長曲線で大きな資産へと変える!

難しく聞こえても

1勝9敗で利益を出せれば
勝ちです!

このように 弱者は まず
自分に有利な状況で戦う

力が小さいうちは勝つことよりも
致命傷を避けながら
掴めるチャンスをジッと待つ!

一番、良くないのは
今すぐ状況を変えようと衝動的に
少ない資金で一か八かの勝負に出ること

これが強者の養分になります

強者から見て弱者に
どんな戦い方をされると 一番 嫌か?

そこを仕組み化したい!

それでは また ^^


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