
書籍 / ゆるストイック
今回は
先月17日に発行されたばかりの
佐藤 航陽 氏 著書
『 ゆるストイック 』です

私は、この方の著書だけでなく
以前されていたブログ や X
YouTube も チェックしており
自身の行動や決断にも
大きく影響を受けています
本日、ご紹介する 書籍
『 ゆるストイック 』は
著者 が、この1年くらいに
X で呟かれていた考えが
具体的に整理されている印象で
▢ どう頑張れば良いか分からない
▢ 行動が成果や評価に繋がらない
▢ 運が悪い(チャンスに恵まれない)
そんな人へ、特に
方向を示してくれる1冊です
何も「持たない者」は
どう戦うべきなのか?
そんな「持たざる者」の悩みを
解決してくれます
普段 あまり 本 には触れず
ここで止まっている人がいるなら
こういう 本 があるよ! それと
この本を通じて私が感じたことを
少しでもお伝えできれば幸いです
■ 古い価値観をリセット

ビジネス も 投資 も ギャンブル も
情報を元に考え、価値観を作ります
著者は、あくまで
「自分の場合」として
思考 や 価値観 は、私たちが
「日常的に入手する情報」から形作られる
これまでの価値観に沿って生きてきて
思うような成果が出ていないとしたら
その価値観を手放すしかない
真っ先にやらないといけないのは
「忘れること」
何ごとも
まずは捨てることから
そう振り返られています
ビジネス や 投資
ギャンブル でも
負けている人の多くは
同じ考えや思考から
同じ失敗ばかりを繰り返している
にも関わらず、情報 や 価値観 を
疑わない、むしろ、それに固執する
そんなイメージがあります
さらに、著者は
思考 や 価値観 とは
頭に入れる情報を変えることで
自然と考え方も変わって行く
ただし
新しい情報を入れる前に
まずは 古い価値観を捨てなければ
新しい視点をクリアに
取り入れることはできない
としています
SNS など 現在の価値観を形作っている
今 見ているものを一度、遮断する
これまでの価値観を
アンインストールしてから
新しい情報を取り込む
さらに、それは 現在
目にしているものばかりでなく
親や教師、会社の先輩など
「過去の世代から教えられた価値観」は
当時の社会では意味を持っていたとしても
現代の状況には、もはや
合わなくなっていることが多々あります
それらを真っ先に疑う必要がある
このように
それを「情報だと思う価値観」
そのものも疑ってみる
でなければ
新しい視点を
取り入れることは難しい
著者は
「持たざる者」は世の中の仕組みを
誰よりも理解した上で
「運」を味方につける必要がある
そう伝えていて
これまでの価値観に
足したり、引いたりでは
結果は変わらないとしています
競馬でも
情報 × 思考 × 価値観 は
勝敗を分ける大きなポイント
大多数と同じ情報をみて
同じ思考から、同じ価値観の中で
少し何かを変えたり
加えたところで
成果は変わりませんよね
人は成果を求めると
必勝法ばかりを探しますが
古い価値観を疑ってみることこそ
「真っ先」だと感じます
■ 「運」を味方につけるには?

本文の中で
社会的な成功において
重要なのは『才能』よりも
『運』であることの
数学的な証明が示された
と、あります
競馬でも 馬券の 的中 は
才能(努力) と 運
その両方によって成り立ちます
メンバーと展開が唯一無二である以上
「運」の要素は必ずですが
全て運次第ってわけではない
ある程度までは「努力」で寄せれても
そこからは「運」があるか?ないか?
努力でやれることをやったなら
あとは運を待つのみ
この「才能」と「運」について
「才能よりも運の方が大事である」
その結論が導き出されました
著書の内容を
私なりの言葉(解釈)で伝えると
その「運」を呼び込むものは
持って生まれたものなんかより
「試行回数」
結果を出している人の大体は
単純に試行回数(挑戦)が多いから
当たりを引く「数」が多いだけ
そして
成功だけがフォーカスされるから
高確率の 天才 や 強運 のように映る
ただ、一度、ヒットを出せば
次を当てやすくなるのは確か!
(ブランディングと資本が増える分)
つまり
その裏には
「そりゃーそんだけ試せば
一回くらいは当たるよね!」
みたいなケースが含まれます
当たりを 引く人 と 引けない人
その差は 試してる数の差
これこそ、最近、よく耳にする
「動かないことこそ最大のリスク」
その理由ですね
100万馬券を当てる人とは
才能 云々の前に
それを本気で目指して
そうなる馬券を買い続けている人
当然、1度 や 2度
買ったくらいでは当たらない
試行錯誤を重ねながら
何度も挑戦(試行)する中で
努力 と 運 が 一致したとき
当たりを引くことができます
何も目指さない。何も試さない。
これでは 運 も来ようがない!
ちょうど1年くらい前の
佐藤 航陽 氏(著者)の X で
私自身、深くあらためる
キッカケとなった
投稿を置いておきます
退屈なことをしてるのに面白い人に会おうとするのは無理があるし、サボってきたのに鍛錬してきた人と並ぼうとするのも無理がある。関わりたい人と関わるためには自分の活動を見直すのが近道。
— 佐藤航陽(さとうかつあき) (@ka2aki86) February 20, 2024
■ まとめ

最後に
やりたいことがない
向かうところが分からない
最近よく聞く、この悩みですが
こんな一文がありました
自分というのは
自分自身と周りの環境が
ともに作り上げる共同作品
これを考えると
自分自身は周りの環境によって
良くも悪くもなると解釈できます
「悪くもなる」というのを
行きたい方向へ進めていないとき
あるいは、やりたいことが
何も見つからないときとすると
そんなときは
環境を変える必要があります
しかし
それをもし誰かに相談するのなら
今いる環境の気の合う人ではなく
自分がこれから向かう先の人にする
例えば
会社員を辞めて
「起業しよう!」と考えたとき
起業するつもりもない会社の
同僚や先輩に相談するのではなく
既に起業している人を訪ねる
同僚(会社員)とは距離を置き
起業で結果を出している人と付き合う
これが環境を変えることであり
(付き合う人を変える)
古い価値観をリセットする
キッカケだと考えます
仲の良い同僚だからと
会社員の人へ起業相談
地元を離れるつもりがない
親友への上京相談
そういうシーンを数多く目にしますが
仲が良いだけで価値観は違う相手です
的を得たアドバイスはできません
「向かう先の人」にするからこそ
新たな「情報」となり「価値観」をつくる
それを踏まえれば
人は目的に向かって歩いていれば
ステージが変わるたび付き合う人が変わる
これは普通のことなんだと気づきます
人脈とは量ではなく
新陳代謝をくり返すもの
であるなら
人間関係が昔から変化しないまま
誰かが去って行くだけの状況こそ
もっとも危機感を覚えます
自分は、どこにも向かわず
ずっと同じ場所にいて
毎日、起きることに
ただ反応しているだけの状況
今いる場所で自分がやりたいこと
すべきことが特にないのであれば
そこでの役割がないか
既にそれを終えているかなので
そこを離れて、次の場所を探す
やりたいこと、目指すところは
そうやって動き続ける中で
出会うものかなと思います
ずっと同じ場所にいながら
人生を変えたい!は
普通に考えてないですもんね
前回、ご紹介した書籍
「投資家みたいに生きろ」の
希望を最大化する人たちのように
「将来は明るいし、挑戦した方が
喜びは大きくなる」と考えて
変化を望み、自ら進んで動き
希望を最大化するべく行動する
そう在りたいものです
何も見つからない場所から
動いて後悔なんて
恐らく、しないでしょうし
結果を出すのは、現在の自分ではなく
成長した未来の自分なので
今、自信があるないも関係ない
どんなときも自分だけは自分に
期待し続けたいと思います
それさえあれば
動けるような気がします
それでは、また ^^