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破綻

まずは
「ちょっとビターな昔話」

学生の頃です

私は アルバイトで
200万円 貯めました

貯める前は
「あれ買おう!」「これしたい!」

そんな感じだったものの
いざ 200万を貯めてみると

これを「失いたくない!」

そんな感情がメラメラと

学生だった私は
お金がある優越感?安心感?
手放せなくなりました

しばらくして
時期的なことでバイトを辞め

再びバイト可能な状況に
なったものの

焦らなくても良いやと
少しゆっくりすることに

というのも

バイトを辞めるとき

落ち着いたら
「またお願いね」

バイト先に言われており

「いついつくらいになれば
大丈夫なので連絡しますね!」


そう返答したため

連絡すれば
「じゃあ明日からね!」
十分 ありえた

う~ん・・・
今 ちょっと メンドイ

貯金(200万円)も
1円すら減ってないから

余計そうだった

減らなかった理由は

貯金をはじめる前から
「イベント日だけ」は
パチスロに並んでいて

その収支が安定しており
バイトを辞めて なお
貯金は増えてる状況だった

これパチスロやる人なら
「うん!うん!」
「そだね」
って話ですよね

しかも
時代はパチスロ全盛期!

今 思えば
本当にバブルだったなぁー

そして、いつしか
こう考えるようになります

「現状、これで良くね?」

貯金200万円は
引き続き、油断しない!

ですがパチスロの利益は
食って、飲んで、歌って
パーリーナイッ!へ消えます

最初は「勝ったときのご褒美」
負けたときは「我慢!我慢!」

と シッカリ 自制できていたのに

次第に
「次、勝てば良いんだよ!」

そう言って 貯金200万円から
「パチスロの勝ち分を前借り」
と摩訶不思議なことをはじめます

200万円という数字
保ててるときは良かった

しかし

その「カタチ」が一度、崩れると
190万・・170万・・150万・・・
恐ろしいスピードで目減りします

なんで自分の行動なのに
あれを止められないのか?

未だ不思議でなりません

パチスロのイベント日は変らず
期待値をキープできていました

ですが

「一刻も早く200万円を戻したい!」
これを焦ってしまい

イベント日じゃない日まで
パチスロに並ぶようになり
トータル大赤字を垂れ流します

さらに焦った私は

もうこれ
パチスロだけじゃ無理!

そうトチ狂って

復活の希望を馬券へ託し
JRA(中央競馬)の門を叩きます

その扉から
カモ が ネギ を背負って

「グワァー!グワァー!」と
パニック状態でやってくるなら

馬券強者の養分になるのに
(残金を溶かすのに)
さほど時間は要しません

さらに!

搾り取られたのは
貯金(残金)だけでなく

学費や生活費、100円 残らず
「ごっつぁんです!」


平日、パチスロ
週末、競馬なら
当然 バイトもしておらず

今日を生きられない日

その日がやって来ます

親に頭を下げる図は
まるで裁判官と被告人

そして、被告の私へ
「主文」が告げられます

どっかで最悪
親にケツを取らせりゃーいいや!
って人の金をあてにしてたな?
じゃなけりゃーここまでならん!

謝りながらも計算か?
最低だな お前は!


と、情状酌量の余地なし

そして「余罪」も出て来ます

親への返済もかなりだし
以前のバイト先へ連絡を入れると

「もう他を採用したよ!」
「そりゃーそうやろ!」

「これくらいに戻りますって
自分で言ったんなら
無理なら無理で
連絡せなーあかんやろ?」

「今さらよう連絡できたなぁー!」

恩を仇でスマッシュ!
それが決まった瞬間でした

本当にどんな神経で
連絡したんでしょうね?

自分に突撃取材したいです
「あなた妖怪ですか?」って

このことがあって

金とギャンブルと自分

その怖さを痛感した私は
ギャンブルから離れます

それでも 親 は
「アイツには前科がある」

知らない人にまで
地道な広報活動を続け

事件が風化しないよう
後世に今なお語り続けています

それからの私は

「雨が降ったら傘をさす」
そんな生き方をしよう

当たり前を当たり前に

就職して、出世を目指し
結婚して、子供を育て
住宅ローンを組んでと

まるで「昭和ロボですか?」のように
無味無臭で上手くやっていたのに

前回の記事でお伝えした通り

「起業」のお池にハマって
さぁー大変!

あやうく死にかけるとこでした

またしても
「人生の落とし穴」
落っこちた私

親にも再び
「起業もギャンブルじゃ!」
などと 紐づけ されて

「ブチのめすぞ コンニャローメ!」

とか本気で思いましたが

迷惑かけたし、ぶっちゃけ生活面で
「再びコイツにケツを回すぜ!」
途中から たくらんでいたので

「面目ねぇーでやんす」
ヘラヘラ やり過ごしました

奥さんの実家には
土下座を越えた土下座

「土下寝」で深く謝罪すると

「何とかなったんやから
謝らんでいいよ」
の言葉を頂き

教育(育成)とは
どうあるべきか?

それを、はじめて学びました

その後は、ご覧のように

JRAの馬券強者へ
あのときの 金 を
返してもらうため

いや!「10 倍返しだ!」

と、忘れかけてた
逆恨みの炎を燃やし

リテラシー と 情報解像度 の
「覇気」を身に纏い、再び
この新世界へとやって来ました

以上の経験を踏まえて

私の中で作られた
「お金が足りないぞ!」って
ときに「やるべきルール!」


これを超簡単にまとめて終わります
(あくまで 私の場合ですからね!)


■ 赤字を止めるマイルール!

お金がない(足りない)原因は
どんな状況であろうが 3つ です!

① 必要なお金を稼ぐ力が足りない
② お金を管理する力が足りない
 (今あるお金で生活費を収める)
③ その両方

そして
最初にやるべきは「止血」

稼ぐ力(収入源)は
今すぐ どうこうなりません

なら、まず
赤字(その原因)を止める!

それが、どれほど
痛みを伴うことであっても!

収入、利益、未来(投資)
これらに繋がらない支出

その最大固定経費から
順に切って行く!

一般家庭なら
住宅 とか 車 が真っ先 です

そうやって計算上
単月黒字になるまで

どんな痛みがあろうが
切って切って切りまくる!

そうやって

単月黒字の状態にしてから
「稼ぐ」へと取り掛かる!

赤字を垂れ流しながら
収入を増やすことで
痛みを回避してやろう!

これは間違いなく詰みます!

一般家庭での「それ」は
労働時間を増やすしかない

そんな出口の見えない
ストレスを無計画に続けて

その上、改善されないときは
夫婦関係(家族)が破綻します

それこそ
取り返しがつきません!

お金で失ったものは
また お金で買い戻せば良い!

何も決断できないまま
先の見えない延命処置を
毎月 ただ くり返す

それに家族を付き合わせる

それって
「家長」としてイケてるの?
ってことですね

先の見えない
延命処置の先には

今日を生きられない日

これが必ずやって来ます

そして、昔の私みたく

泣きながら
「主文」を聞くハメになる!

そうならないように
決断 × 実行 は「なる早」で!

それでは、また ^^


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