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出会う人がいちいちすごすぎるので。

 ここに書くことにしました。ツイッターやフェイスブックでも書いていたのですが、ぶつぶつと切れてしまい、そのまま時とともにタイムラインの下にいっておしまいです。もったいない。

 加守田太郎さんは、加守田章二さんという、すでに亡くなったすごく有名な陶芸家の息子さんなんだそうです。私は、陶芸のことなどまったくわからないので、最初は、奥様と仲良しになりました。この奥様がまたチョー面白い方なので後日インタビューしてまた書きたいと思います。それで、私は最初はそんな超有名作家の一族とは知らず、奥様と仲良しになって、それでまた太郎さんが(私が「太郎さん」というのはほんとに畏れ多いのですが、奥様が太郎さん太郎さんっていうから、一緒にいるうちにうつってしまいました……)朴訥としたというか、本当に親切で穏やかで公平な方なので、私ともふつうにお話してくださいますし、偉ぶったりしない。それで、前に、お友だち価格(お友だちは奥様ですがコネです、いわば。)で、ウイスキーカップともっと小さな器をいただいたのです。それで、持ち帰って使ってみて、あれ?へんだな?なんか、模様のつじつまがあってる……と思ったんですね。なんでこの模様が、こう回って最後にこう、順番に収まってるんだろう??謎だ……と思いました。なにか計ってやったのかな?とか。なぞの無限模様。そのことについて後日、奥様にいいましたら、あの人、そういうの好きだからね、数学みたいなの、みたいなお答えだったと記憶しています。

 それで、今回、個展をなさっているのは存じ上げていたので、私もウイスキーカップ以来のファンのはしくれとして一度はいかなければいけないと思っていたものの先延ばしになってしまい、ぎりぎりの昨日、奥様が親戚の方と一緒に個展にいくというので、私もいくことにし、現地で落ち合いました。その後、奥様と親戚のみなさんは旅の続きに、私はまだ何も見ていなかったので残りました。それで、太郎さんがそこにいらっしゃったので、こういうのはどうやってつくってるんですか? みたいなことを質問していったら、ド素人の質問を嫌がることもなく、ひとつひとつ丁寧に教えてくださり、わかってみると、ほおおお、そうだったのか、という、そんなこと、きいてみなけりゃわからなかったじゃないか!的な感動があり、そのピークが、五角皿だったわけです。

 しばらくお話を伺っていたのですが、途中で、ちょっと待ってください、それ、書いてもいいですか? なにか書くもの持ってきます、と車に戻ったら、なぜか昨日に限ってPCが車に積んであったので、それをもって戻ってきて、突発的なインタビューとなりました。少し、文章を整えましたが、ほぼ、口述筆記です。帰ってすぐにまとめてすぐに太郎さんにFBで読んでもらって許可いただいてすぐnoteつくってアップしました。勢いって、こわい。ほかにも、ミニカーのこととか、たくさん面白いことをうかがったのですが、基本、一度に書くのはひとつのことと決めているので、それはまた後日、書かせていただきたいと思います。

 あと、自分はなにものか(なにものでもないのですが、そのなにものでもないじゃっかんの詳細とか)、みたいなことについてはまた別の機会に少し書きたいと思います。

 加守田太郎さんの個展は明日までです。ミニカーすごいですよ。コレクション。ご当人が持っている場合にはコレクションとはいわないとは思いますが。

 太郎さん、ありがとうございましたm(__)m 下は、花瓶の作り方を説明してくださっている太郎さんです。


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 書いた人:おぎのなつこ


 



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