夢で終わらせない【必要な時に必要な分だけ稼ぐ】シンプルFX実践編#13
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■損益率
相場での成績を決めるものは
基本的に 2 つあります。
それは勝率と損益率です。
損益率はペイオフレシオとも呼ばれます。
この 2 つの軸を使って
数学者のバルサラ氏が
投資をやる上での
破産確率というものを計算し、
表にしたものがあります。
これを観ると損益率が
3 あったとしても勝率が
10%だと破産する確率が100%、
また勝率が 50%、
損益率が 3 あれば
破産する確率はゼロに
なることが書かれています。
私たちトレーダーはこの破産確率が
ゼロのところでトレード
しなければなりません。
損益率が 2 の場合には
勝率は 60%以上に
設定する必要があります。
トレーダーとしての
成⻑を考えていくためには
基本的に、勝率と損益率を
あげていくことが重要になります。
ただ少し考えてみれば分かることですが
勝率を60%にしようと言って
出来るようなものではありません。
実際に制御出来るのは
この損益率の部分になります。
そのためにも損切り幅を狭め、
利幅を広げることで損益率を
上げる努力が必要になってきます。
まずは勝率にこだわるよりも
損益率にこだわらなければならない
ということです。
実際勝率にこだわりすぎると
損切りを避けるようになり、
思惑と違った方向にいったとしても、
勝率が下がるのを嫌気し
損切りに対する心理的ブロックが働きます。
ちょこちょこと損切りしつつ
勝つ時にドカンと大勝ちする
ことがとても重要ですので
是非まずは損益率をあげて
いくということをおさえて
おいてください。
実際にはエントリーする際に
逆指値よりも指値を大きめに定めて
売買することによって
損益率はあげることが出来ます。
■成⻑過程
トレーダーは実際に
売買を重ねて行きながら、
自分の売買を測定し
改善していく作業を
常日頃行っています。
ではトレーダーがその測定を
しながらどのような成⻑過程をたどるのか。
次回は、それについて
書いていきたいと思います!
ではまた★