編入の勉強でしたこと【電気電子回路編】
はじめに
こんばんは。Da-chiです。
ここでは、阪大編入のために勉強した電気電子回路について書きました。
私の全体の編入体験記は以下から確認お願いします。
編入対策するまで
電気回路・電子回路は高専の授業で扱ったので、編入試験の範囲程度であれば一通り学習していました。しかし、忘れていることが多かったです。
実際、実力を試すために阪大工学部電子情報工学科の過去問を解いてみたところ、大問1(電気回路の問題)は3割程度、大問2(電子回路の問題)は2割程度しか解けませんでした(体感で)。
編入対策を始めた後
電気電子回路の対策は7月から始めました。結構ぎりぎりです。
電気回路について
まず、授業で使用した書籍(電気回路の基礎&続電気回路の基礎)を使用し、過去問を解いた際に苦手だと感じた範囲の復習を始めました。
ただ、これらの書籍の演習問題の解答は解答過程が省略されているので、より解説が詳しい書籍を選んだほうがよいかもしれません。
その後、阪大過去問を7年分解きました。苦手範囲は減りましたが、電力と過渡現象の問題は苦手なままでした。
そのため、例題と演習で学ぶ電気回路を使用して電力を勉強し、わかる電気回路演習や電気の神髄を使用して過渡現象を勉強しました。電気の神髄は過渡現象の解き方を分かりやすく解説してあり、とても助かりました。
電子回路について
阪大工学部電子情報工学科の電子回路の問題については、過去7年分を見るとオペアンプ特性やオペアンプ回路が出題されています。そのため、電子回路の勉強はオペアンプ関連のことしかしていません。(しかしながら、私が受験した2025年度入試ではトランジスタ回路や小信号等価回路が出題されました。)
私は、アナログ電子回路演習と演習オペアンプ回路を使用し、オペアンプ回路の問題をたくさん解きました。オペアンプ回路の勉強であれば、どちらか1冊でも十分だと思います。
おわりに
ちなみに、阪大工学部電子情報工学科の電気電子回路は隔年で傾向が異なるります(多分)。それについては、受験校別の編入体験記に記そうと思います。
編入試験において電気回路や電子回路を使う人は少ないでしょうが、どなたかの参考になれば幸いです。