マレーシアごはん祭り2019~Malaysia MAKAN Fest
2019年9月1日に横浜みなとみらいの象の鼻テラスで開催された、
「マレーシアごはん祭り2019~Malaysia MAKAN Fest」
の記録です。
会場に着くと、入り口の外まで人の列が伸び「最後尾」の札を持った人がいる。
入場待ちの列かスタッフに尋ねると、食事をしたい人が並んでいるという。
「買い物ならこちらから入れますよ」
「いえ、食べたいです! お腹空いてるんで」
「そうですか! 楽しんでいってくださーい!!」
たぶんマレーシアの人なのだと思う。
明るく親しげに言ってもらえて嬉しかった。
10分ほどでマレーシア料理が買える屋台に辿りついた。
私たちが選んだのは「チキンルンダンご飯付き」と「カリーパフ」
チキンルンダンは鶏肉をスパイスで煮込んだカレーのようなもの。
ココナッツミルクがたっぷり入っていて、東南アジアらしい味がする。
カリーパフの中身はカレー味のじゃがいもで、皮で包み揚げてある。
インドのサモサに似ているが、それより皮が厚くてふわっとしている。
優しい味。
Dちゃんは「アッサムボイ」という乾燥梅干しを煮出したドリンク、私は「テタレ」という練乳入り紅茶を頼んだ。
アッサムボイは爽やかな味だったそうだが、テタレはマックスコーヒー紅茶味という感じ。
甘かった……
ルンダンとカリーパフを食べ終えると、Dちゃんは、
「おやつが食べたい」
と言い出した(私は満腹)ちょうど人の列もなくなったので再び屋台へ。
デザート的なものを買うのかと思いきや、骨付き豚肉を煮た「バクテー」を注文。
器を手に持っているだけで、八角の香りが辺りに漂う。
さぞやクセのある食べ物だろう、と想像したらそうではなく、肉もスープも意外とあっさりしているらしい。
しかしおやつに肉ってすごいな……
このバクテー、マレーシアでは朝食として人気とか。
朝からしっかり食べるのね。
マレーシアはマレー系、華人系、インド系等の人々が住む多民族国家。
料理の種類も幅広く(食べてみたい知らない食べ物がいっぱいあった。胃が3つ欲しかった!)奥深い文化を持つ国なんだな~ と感じた。
会場には色鮮やかなイスラムの服装をした女性が多くおり、美しかった。
食品会社のブースでマレーシア料理を作れるペーストをいくつか購入。
楽しい異文化体験でした。