「ムンク展」感想
2018年10月27日~2019年1月20日に東京都美術館で開催していた展覧会。
有名な「叫び」が来ていました。
ムンクというと、あのうねうねした「線」が思い浮かびますが、意外なことに、印象に残ったのは「明るい色彩」でした。
「叫び」の展示室は作品保護のためかなり暗くなっていて、それでも空の色の鮮やかなこと! 目を奪われる赤!!
会場はすごい人出で、「叫び」には色々な解釈があるけれど、「これだけ人が動かされる」というのが本質だと思った。
誰もが持ち得る情動に、ムンクは形を与えたのだ。
私は展覧会に行くと、母への土産に絵ハガキを買う。
渡すとそのまま引き出しにしまってしまうことがほとんどなのに、ムンクの「叫び」だけは伯母の遺影の横に飾られていて可笑しかった。
母の心も動かした「叫び」
でも遺影と並べるのはどうなの……