あさり

あさり ACメンバー

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最近の記事

親の棚卸し?!

ステップ4は、自分自身の棚卸しをするステップ。「他人の事はどうでもいいんだ、自分なんだよ。」昔、AAの仲間によくそう言われた。 親の棚卸しという言葉は、ACの文献を読み合わせるようになって、初めて耳にした。それを聞いた時は驚いた。親の棚卸し?なんで?戸惑いもした。 初めは親の棚卸しについて、私自身が親と同じになっている、と認めていればいいのだから必要ないのでは?と思っていた。でも、仲間は言った。「ただ、親の棚卸しを書くんだよ(自分と同じであると認めるとか認めないとかではなくて

    • 最初に雪玉を転がしたのは...

      タイトルの言葉は、私が施設に通っていた時、当時施設長だった仲間が『恐れ』についてのセッションで教えてくれた言葉です。 小さい雪玉を坂の上から転がすと、コロコロ転がっていくうちに周りの雪を巻き込んでどんどん巨大化していく。恐れもそれと同じで、最初はほんの小さなことだったのに、自分の妄想や相手とのやり取りのなかで、次第に手に負えない大きさになってしまう。でも…最初に雪玉を転がしたのは、あなた自身ではないですか?そんな説明だったと記憶している…。 上司とのやり取りの中で、自分の捨

      • ステップ4、5で捨てるべきものを見つけた!

        ただ今、新幹線で帰宅中。また明日から仕事が始まる…。捨てるべきものが何か、気付きを与えられた新しい私で出勤だ!(こうやって奮い立たせないと、腰が引ける…まだまだ信仰が浅いです。) しかし平日の、しかもこんな時間(午前10時30分)なのに…新大阪駅はめちゃめちゃ混んでいる。みんな一体どこへ行くんだろう。だけど、今いる場所(現在地)と、これから行く場所(目的地)がちゃんとわかっているから、動きはスムーズ。もし、今居る場所が分からなくなったら、駅員さんに聞けば教えてく

        • 目からウロコ

          初めてビッグブックスタディに参加した時の驚きは、忘れられない。(2023年愛知県犬山での1泊2日)配布された日程表を見ると、2日目の午前中までステップ1、2を学び、お昼を挟んで午後の3時間半が、残りのステップだったから。信じられなかった。 でも、参加してみてよく分かった。私が行き詰まってた理由が…。一番大切な1と2が全く疎かだったのだ。 講師の仲間は、とても分かりやすく、たくさんの例え話を織り交ぜて教えてくれた。自分が今までなぜ行き止まりから抜け出せなかったのか

        親の棚卸し?!

          正しいステップ???

          誰も自分の事を知ってる人がいない所へ行って、食うだけ食って死んでしまおう。という気持ちは、私の目を海外へ向けた。そして、日本人がいそうにないアイスランドという国へ、本当に飛んでしまった。 でも、死ぬつもりではなく逃げるつもりで…(当時は逃げるなんて思っていなくて、やり直すつもりで…)。日本にいるからダメなんだ、海外で一からやり直そう。貧しい中で(余分なお金がなく)働いて懸命に生きれば、過食なんてしないはずだ!過食するお金がないんだから…そう考えた。(病気を全く理解し

          正しいステップ???

          落ちていく回転木馬

          ステップ4の事を書くのは、ちょっと勇気がいった。自分の歩いてきた道を受け入れる勇気、大間違いだった過去を見つめる勇気…。私はこの4と5で随分遠回りをした。 私がAAに繋がった頃は、回復は足からと言われてた時代だった。歩け!歩け!回復は足からだ、とか、足の裏に脳みそがあるなんて言われていた頃だ。 狂った頭で本なんか読んでも分かるわけないだろうと笑われ、 とにかくミーティングに行け!行けば回復は後からついてくると言われていた。 遠くに行けば良くなると言われ、埼玉から東京、千葉、

          落ちていく回転木馬

          神にゆだねる

          何かが上手く回っていかない時、どうすればいいんだろうと…焦る。 スムーズに進んでいても、これでいいのかと不安になる。 ジタバタもがき、いろんな事に手を出す、首を突っ込む。 動いていればやった気になって、不安が紛れていく…。でも、また同じ気持ちの渦に巻き込まれていく。 じたばたして、もがいて、あらゆることに手を出している時は、まだ自分の力を信じているということに、何年も何年も気づかなかった。それくらい自我が強かった。全く聞く耳持たない暴君だった。(ボロボロだったくせに…) 無力

          神にゆだねる

          ステップ2を実践しなければ、生きられない!

          ここに書いてあることは、あくまでもあさり個人の経験であり、感じ方です。(今までの記事も、これからのものも全てがそうです。) 頭の中に母が居るのは、私がそこに居てくれと頼んで祀っているんじゃない。出ていって欲しいけど、追い出し方が分からないのだ。 もう私のやることに口出ししないで欲しい。目の前に居ないのに、私の行動にバツを付けないで欲しい。私の頭の中でふんぞり返って、私にダメ出ししないで欲しい。 だけど…追い出したいのに追い出せない。自力では、追い出すことも黙らせる

          ステップ2を実践しなければ、生きられない!

          衝撃

          どうしてああなってしまうのか…。なんであんな言い方をしてしまうのか…。 怒りなのか、悲しみなのか、次から次へと言葉を投げつける。しかも大声で、威圧的に。どんどん相手を追い詰めて、それでも執拗に言葉を突きつけてやり込める。相手の逃げ道を全て塞いでしまう。 自分でも何がしたいのかわからない。なのに、次から次へと言葉だけが出てくる。相手を打ちのめす言葉が。 昨日もそうやって、子供を追い詰めた。子供は泣いていた。 私はただ、冷静に話をしたかった。話し合って、折り

          私の中に母が居る!?

          病院で予約をとる必要があって、受付に行った。 散々悩み、迷って決心した予約だったので、緊張もしたし不安もあったと思う。受付の女性は、テキパキした人だった、ニコリともせずぶっきらぼうに早口でまくし立てられた。 1人だったら、嫌味のひとつも口にしていたかもしれない。分からなくて来てるんだから、そんな言い方はないだろうと…。 神様、助けてください。私にはできません。喧嘩しそうです。でも、神様にはできます。どうか、助けてください。頭で祈って、何とか予約はできた。

          私の中に母が居る!?

          プロフィール

          ニックネーム あさり 居住地 埼玉県 性別 女性 ・10代で摂食障害となり、OAにつながる。 ・2017年施設でビッグブックで12のステップを学ぶ。 ・その後6年AAを歩き、現在はACとして活動中。 ・平日は事務職として働き、休日は畑の雑草取りにいそしむ。 ・どうすれば解決に至らないか、たくさんの経験を持っています。(すごく沢山失敗を重ね、遠回りをしてきました。)これでもか、というほどたくさん間違えてきました。そのどうしようもない経験を分かち合いながら、自分のACの問題と向

          プロフィール

          やればやるほど、ステップから離れていく?

          ①為せば成る この言葉は、母の口癖だった。できない私、ダメな私を見る度に母はこう言った、『為せば成る、成さねばならぬ何事も』『お前の努力が足りないからだ』と。母に受け入れてもらいたくて、認めてもらいたくて、ガムシャラに頑張る…私はそうやって生きてきた。 だから、この病気になった時も、ガムシャラに頑張った。たくさんミーティングに行ったし、たくさんステップワークと言われることをやったし、やり方を変え、やる人を変え、腐るほど何回も取り組んだ。為せば成るんだ!と信じて…。こ

          やればやるほど、ステップから離れていく?

          ビックブックスタディに参加してきました。2

          さて、ステップ1で自分には解決する力がない事(絶望)を認め、ステップ2で自分より大きな力が自分の問題を解決してくれる(希望)事を信じる気持ちになったら、次はステップ3です。 ステップ3は、目標設定。偉大な力(神)の意志に従って生きる事を目標にして、ステップを進めていきます。このステップは、交通事故ゼロ運動の話を例に説明してくれました。そうして、決心(目標設定)が出来たらさらにステップを進めていきます。 4の棚卸しは、全て書き終わるのを待つのではなく、少しでも書けたら

          ビックブックスタディに参加してきました。2

          ビックブックスタディに参加してきました。

          先日、茨城で開催されたビックブックスタディに参加しました。企画してくださった仲間、講師の仲間、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。 そこで感じたことを、できるだけシンプルに書いてみます。 ★ステップ1と2 の大切さ 毎回、スタディに参加して感じるのは、ステップ1と2の大切さです。スタディでは、ステップ1を現在地、ステップ2を目的地として、カーナビを例えに説明してくれました。 現在地と目的地がしっかりとわかっていれば、道に迷うことはありません。その2つを設定し検索

          ビックブックスタディに参加してきました。