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住宅に対して思うこと。 次の時代の住宅を思い不動産投資家は目覚めよう。

不動産投資家、僕の知る時代の投資家って、融資を受けて中古や新築を建てる。
築古を買ってDIYして貸し出す。 転売を視野に積算を注力して購入する。
などと、それぞれの考えや経験があり、不動産を活かした投資事業があります。

今日記そうと思ったのは、現在分譲業界でも、賃貸業界でも建てること、売ること自体が非常に困難になってきたからこそ、住宅と言う分野を広く見て
感じたことを事業化してゆくことが、重要ではないかと感じたから。

近頃の一般の人は、人生を賭けて(見据えて)一軒家を買っている。

僕の元師匠の一人のブランドMAKIHOUSEはブランドが消滅。

現在、世間の住宅で起こっていること。それは分譲建売住宅が全く売れないということ。ただし、注文住宅、自由設計はいまだに活況です。
その差は所得格差など思われるかもしれませんが、信用情報の綺麗さであると僕は考えています。(そのような方々は短絡的ではなく、様々な考えを持って歩んでいる)
また、人が作った建物より、自分で考えて好きな環境の家に住みたいと考えている
豊かさを求める一定の層が、非常に根強い人気を保っていることも背景してあります。

世間の方々が、自宅のために一軒家を買うことの意味意図が
近頃大きく変化してきています。
持たない世代も多いですが、長く住むつもりがない人の注文住宅建設が
増えてきています。
長きにわたりどのようにこの地で生きるかを考える人も多いことから
見据えている部分が人によって変化してきたなと考えました。

それを経験したのは、僕が不動産事業で土地の転売案件を進めていた時、
買い付けを頂いた方がたまたま知り合いであったこと、その地域に対して
思いを抱いていた話を聞いたことと、その他、沢山の実情も聞いてきたことでも
答え合わせが出来たという訳です。

僕が物件を作る行為に移る前には、賃貸状況、市場の動向などを見ることは既に3年前に終わっています。

その理由ですが
住宅全般の動き、未来予想を想像し、住宅業界はどのような歩みを行なってゆくのだろうかを予見し、その状況に影響を受けない、極めて独自の世界観を
作り出すにな何が必要なのだろうかという、バックボーンを深く理解すること。

完全に変化しつつある住宅業界の定説や、不動産業界の習慣慣例を無視することができる状況になりつつあるからです。

私たちの次の住宅とはいかなるものであるのか。

アートであること、分譲、賃貸でも叶えられない環境を生み出す世界観を鍛えます。

過去の記事にも書きましたが、
人口減少社会の中で、私たち、僕の事業は非常に楽観視している理由があります。

TGTマーケティング理論を軸に、既にそれらの実績も作り出せてきています。
満室にすることから脱却し、保有施設に相応しい人を呼び込む施策、面談を数多く行い、地域への悪影響を軽減することを徹底しており、ゴミ捨て一つですら迷惑をかけるような人を地域に呼び込まないためにも細心の注意払っています。

満室にする時代は僕らは終わっています。
誰を選ぶか、誰を私たちの環境に住まわせるかで、ブランドの価値も決まっています。
不動産会社、仲介会社の協力もありますが、人のスクーリングが基本となってきている入居促進手法も独自です。 弊社はもうそこまで行っています。
そして、金融機関理解も出来上がっています。

そのような価値観観点で運営される施設とはいかなるものであるのか

アートに住まうことが出来る。そんな分野に着手し始めています。

世間の住宅から大きくかけ離れた住宅とその環境は、次元の違う価値観です。
私たちはそこに向かっており、施設が地域に与える影響も理解し、
地域活動にも参加し、近隣理解を最大限高める基礎を今作り始めています。

将来に向けたブランド価値の浸透が見え始めたからです。
そこに不動産投資家、不動産業界の人は誰も目を向けていません。
投資目的なホテル、短期滞在型施設とは訳が違うのです。

不動産投資家は目覚め、真のやりたい事業を形にしよう。

徐々に街と一体化を始めた弊社施設の一部。

世間の住宅環境が両極端な状況に歩む中、世間も賃貸もそれらの流れに逆らうことはできないでしょう。
街中の供給過剰な間取り、物件は淘汰されてきています。
ファミリーに移行したところで、世間も同じです。 繰り返すのか、その間資金は目減りします。建築コストも高くなり、インフレは収まることはないでしょう。(特にRC住宅)

そのような中で、不動産を活かした次なる一手、地域と物件、環境が与える影響を活かした仕事がこれからは大切ではないでしょうか。

単に人に貸すだけではなく、付加価値を生み出し、そこでも収益を産むような仕事を作り出す。一次的な収益は、次の事業の糧になるのです。


住宅業界は、作り続けなくてはいけません。
賃貸業界も、常に満室経営をしなければいけません。
そうではなく、その先あるビジネスの構築は、
面白い発展を地域に対して与えることとなります。

民泊などもその一つでしょうが、ただ貸して終わりだと
何も進歩も進化もありません。
地域との連携や、その事業を通して、近隣との関わり
その関係性が実績となれば、難しい融資も今は降りる時代です。


不動産投資家は、住宅業界だけではなく、ぜひその地域の過去、今
未来を見据えてものづくり、物件選定をしてみてください。
そこに利回りを優先の高い目標にはしないでください。
世間と同じ目線になってしまうからです。

その物件が与える影響、収益を高めるには、何が必要なのかを
見出す力が今後は必要になってきます。

それこそ高い収益と、継続性と、定性評価として
形に現れるものであると思います。

僕らは未来志向
過去の情報は何の意味もありません。
未来を見据えた住宅環境を自分たちはどうあるべきかを
常に考え、地域の住宅環境を広く見据えて、
一点突破してゆきます。

抽象的な記事ですが、わかる人には分かるでしょう。
それが今の時代はとても重要であることを。


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福岡の元中卒サラリーマン大家「続」不動産投資記録
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