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不動産投資は面白くなくなった。 それは一般的になりすぎたから。 これからはZ世代の価値観を学ぼう
資産を持つ、将来への備え、そしてその先へ。
自分らしく生きる術を身につけることに対して
不動産投資を選ぶ人たちは、この10年で激増したことは
誰もが理解している事柄。
サラリーマンであっても、主婦であっても、お金がなくても
手段や方法がありふれてしまった、不動産投資は、もはや一般的に
なりすぎてしまいました。
誰でもできる、誰でも考えられる、それほど不動産投資は
参入障壁が下がったものになっています。
だから、もう不動産投資は面白くないと思う
僕の考えを少し記してみようと思っています。
そしてZ世代の住まいに対しての価値観を
覗き、大勢の投資家が気づかない
分野の見識を高める必要があることもお伝えしてみようと思います。
自己資金がなくとも小資本で出来る、不動産投資は
最も身近な投資対象に。
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古民家、古いアパート、全空アパート、マンション。
それら物件を驚くほど安く買い、綺麗にして、貸し出す。
初心者や低資本の方々が取り組める、不動産投資の入り口的方向性。
現在活況だと言われるのが、古民家の再生貸し出し不動産投資。
しかし、これも世間では当たり前になりつつあるため
物件の取得は難しい状態。
そして古いアパートも、全空マンションなども、最初から取り組める人は
それほど多くはない状況だと思いますが、そんな物件も
すぐに売れてしまう。 そんな情勢を聞いたり、見たりすると
本当に不動産投資、再生事業って、一般的になってしまったなと感じてます。
ちょっとDIYができる人、そのちょっとの実績を1つ、2つ積み上げるだけで
融資も取り組めるし、金融機関によっては、リフォーム資金も合わせて貸し出してくれることから、低リスクだと考える人も増えてしまいました。
そんなことから、不動産投資って本当に身近な投資対象分野だと思います。
新築木造APは、それら初期の方の次の段階のレベルに
新築戸建は、小資本でいきなり安心して始められる投資商品に
![](https://assets.st-note.com/img/1696948756098-061WiIjsQB.jpg?width=1200)
新築APは、先に記した、古民家、築古APなどの再生、DIYなどを通して
実績を積んだ方が、物件売却を通して、資金を作り取り組まれているケースが
増えてきました。
初期の小資本から、数百万円の自己資金を生み出して、
臨まれるパターンだと思いますが、その分野、今では
活況を通り過ぎて成熟期に入ってきています。
建てるビルダーの数も減少し、実需へ移行した会社も増えたし、アパートメーカー自体が廃業したところも増えてきました。
融資が厳しくなったことが引き金になっていますが、
それでも残った会社はまだまだ頑張っているようです。
そして、新築戸建賃貸も、実需出口を想定した物件取得を目指す方が増えてきました。探せば、土地建物で2000万円を切る物件も増えてきました。
このような建売戸建の実需物件を投資物件投資て
購入する方は、これから激増すると感じています。
先週も対象エリアで、2980万円スタートだった建売戸建が、投げ売りされて
1980万円で売り出していたので、仲介の方と話をしていたとき、すぐに売れてしまいました。
1980万だったら、14万で貸し出すと、8.4%の利回りです。
自己資金200万だとすると非常に買いやすく、売りやすい。
アパートは投資家にしか売れないけど、戸建は実需で出口が取れる。
そのことを考えてみると、売れ残り建売戸建は、
古民家、築古APなどと同様に、初心者向きで最もリスクの少ない
投資対象になってきた感が非常に高い気がしています。
不動産投資は、面白くなくなった。 それは誰でもできるから。
今できる、初心者や、中級者の投資対象の不動産を考えてみると
非常に面白みがなくなってきたなと強く感じています。
投資家の本気度も下がってきたし、投資家の質も下がってきた。
物件のレベルなんか、最低レベル。特に新築は粗悪なものばかりになっています。
そのような中から、良い物件を選び出すこと、自ら作り出すことは可能ですが
RCマンションに限っていうと、それは資金がある方のみができる世界。
それ以外は、創意工夫ができる方のみが、獲得できる差別化の世界だと思います。
誰でもできるようになるからこそ、一般的になり、面白みがない
そう話のは、別に僕のレベルの人たちだけではありません。
金融機関の方々でも同じことを考えておられます。
だから、誰でも出来ないであろう分野を特定して、取り組んだり
物件取得したりと、独自の方向性や、取り組みが今後は重要視されると思っています。
それができるのならば、誰でも参入できるこの不動産投資の世界で
自分らしく泳ぐことが出来て、取得も運営も、売却も他とは違う
価値のある仕事へとつながることだろうと考えます。
一般的になって良いこと Z世代の価値観を理解せねばいけない時代に。
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不動産投資が一般的になって良いこと
それって、世間の古い建物、環境が良くなることだと思います。
景色も綺麗になることだし、古いものへの見方も変わる可能性があります。
Z世代は、新築信仰はあまり持っていません。
古くても、価値観に沿った室内にできるのであれば、それを望みますし
コストに対してもシビアです。
だからこそ、古いものを綺麗にしたり、自分色に染められるような
物件を提供することで、築年数が経っていても、借りてくれるし
経営もしやすいもの。
近頃は、ミニマリストも増えていますし、室内のテイストも
Z世代はシックなものも好まれ、インスタでもそのようなテイストのフォロワーは
数万人規模で、しかも日本でも何万人もインフルエンサーがいます。
その人たちの影響は本当に凄まじく、
影響を受けるZ世代は、
新しくなくとも、よしとする、その条件は、自分らしく部屋を
染めることができるかどうか。
そんな世代、時代になってきていることも、敏感な方は、お分かりの通りです。
(FB、Twitterだけやっている方は、この辺りの感覚は相当遅れていると感じます)
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面白くなくなってきた不動産投資の世界で
これらZ世代を対象にしたような物件を小資本で生み出し、提供することは
少し面白い取り組みとして大きな影響を生む気がしています。
作り手の勝手な建物の意匠、室内のテイストは淘汰されてきています
これまでの不動産投資家は、おそらく置いていかれると
僕は感じます。
一般的になりすぎたからこその、経営をどのように行うべきか
インスタを始めて、何が起きてるのか、何が足りないのかを学べば、
きっと理解できてくるのではと思っています。
今日の記事は、雑観的な話も混ざってしまいました。
しかし、世代間でのギャップが不動産投資の世界でも多く見られるようになり
また、借りての意識のレベルによっても、選ばれ方が大きく変化してきていることも、建築する会社は当然ながら、不動産投資を志すみなさんが学ぶべきところでもあると考えます。
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