仕事とご近所付き合いの話
性懲りも無くまた夜の店に籍を置く私です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
どうしても髪色の自由さは手放せませんでした。求人サイトで髪色自由の項目にチェックが入っている求人でも、実際に面接に行ったりすると「もう少し大人しめの色でお願いできないでしょうか」と相談される始末でした。コールセンターや事務などの仕事は非対面なので髪色の融通が効くものもありましたが、給料をなるべく手渡しで欲しいのと、午前開始の仕事はおそらく多分絶対続かないと見込んでいるので、やむなく候補から外し、辿り着いたのが夜職でした。自律神経との戦いがまた始まりそうです。暖かく見守ってください。
第一希望だったバーは、思った以上にお上品なお店で、事前に提出した昔の証明写真データと履歴書で通過したと思ったら、面接で上記の様に「最後に相談なんだけど、髪色どうにか出来ないか」と言われました。そのバイトは立地も待遇も良く手渡しだったので、めちゃくちゃ悩んだ挙句、正規のバイト求人サイトではなく夜職専門の求人サイトを探したら、良さげなガールズバーがあったので、そこで決めました。
ガールズバーは体験入店というシステムがあるのですが、私が即決めしたそのガルバは、都内でやっていた店よりもゆるゆるでめちゃくちゃ楽しい場所でした。まるで部室でした。まだ会ってない従業員の女の子がどんな感じかわかりませんが、現時点で接触した女の子達に「この女の子には気をつけたほうがいいとか、女帝ポジションの女の子はいますか」などとと聞いたら、皆ぱっと思い浮かばない感じだったので、多分大丈夫かなという感じです。まあバイトなので、嫌になったらいつでも辞めてやります。オーナーにも「ここでいつまでも働くわけにいかないもんね」と言われてしまいました。少しグサっときました。オーナー的には、普通だったら正社員を探すと思っての発言だと思いますが、当時の私には「フラフラしてないでちゃんと働けよ」と言われてる気持ちになりました。被害妄想です。ちなみにピンク色の髪は余裕でオッケー頂きました。綺麗に染まってるねとまで言われました。ありがとうございます。さすがガルバ。
オーナー面接の時に私の履歴書を見て、なぜ正社員を辞めたのか聞かれた時に、1社目はお局にいじめられて辞めたと言ったら、お局問題について熱弁されました。
オーナー曰く、人手不足とかぼさいてるが、お局とか頭の硬い上層部がいるせいで若手がどんどん辞めていくんだから、そのシコリらをクビにして若手が働きやすい職場にする事が会社のやる事じゃないのか、との事です。でも今の時代クビシステムはないのでオーナーの意見ははかなく消えて終わります。めちゃくちゃ熱弁されました。それをもっと世に訴えて欲しいですと伝えました。
あとはなぜここに引っ越してきたのかと聞かれ、これもまた端的に「正社員で雇われる予定だったのですが、後戻りできない段階まで段取りを進めていたタイミングで、会社側の都合で白紙になりました」と伝えたら、奥にいた経理の方にもたいへん驚かれました。それ訴えていいやつだよね?!とめちゃくちゃ味方してくれて、私の中のこの仕事に決めようポイントに加算されました。
一旦これで、私の髪色問題は解決されました。一件落着です。
あとは自律神経との勝負です。払わなければいけない税金などもたくさんあります。欲しい家具も山ほどあります。いつになったら目の前にある段ボールを片付けられるのでしょうか。本当に嫌です。早くラックが欲しい。
ところでこの住み始めた街にはほとんど知り合いがいないので、出会い系サイトを始めました。訂正します。マッチングアプリです。正直ネットにいる友人で私の色々は満たされているのですが、なんかあった時用に近くにも知り合いがいた方がいいかなと思って始めました。あまり楽しくありません。歳を重ねたせいなのか分かりませんが、腰を上げて自ら新しい友達を作るというのはだいぶ困難です。いやそもそも学生時代だって、同じクラスだったからたまたま仲良くなっただけであって、わざわざ隣のクラスに行って友達を作ろうとはしませんよね。パーティーピーポーやいわゆる陽キャなる者は、そういうことをして輪を広げようとするのでしょうけれども、私はそういう事はしてこなかったので、この「マッチングアプリで近所に知り合いを作ろう作戦」は結構疲れます。
知り合いとはいえ第一印象で決めるシステムになっているせいで、容姿に左右されまくります。ありがたく何名かが私にいいねを押してくださるのですが、私は体積の大きい人間を嫌います。要はデブとマッチョです。友達なら大丈夫なのですが、マッチングアプリはまず第一印象でメッセージのやり取りをするかどうかを決めなければいけないので、ガタイが良かったり、プロフィールの項目に「ややぽっちゃり」と設定している人、あと私は腕フェチなので、写真の腕の感じが気に入らないと却下してしまいます。
いや、完全に彼氏作ろうとしてるじゃんです。確かに今メッセージのやり取りをしている男性陣は、だいたい私の好きなタイプの容姿です。でもおあいこですよ。相手だって私の写真とかスペックでいいねを押してくださっているんだから、こちらも同じように見定めるしかありません。しかも大半の方は、恋人が欲しいとか、異性の出会いが身近になくて登録して頑張っているわけですから、仕方ありません。
ちなみに彼氏なるものはもう長らくいません。なんとなくそういう関係だった人、要はセフレですが、そういうのはいたりなかったりしていましたが、私側は相手に対して恋心もなくただ快感を得ているだけでしたので、そいつらとは思い出がありません。そして私の飽き性から、ある日突然別れ際に「もう会わない、じゃあね」と言って捨てるのです。最低。
人に恋をするという気持ちを完全に忘れてしまったので、とぅるんとぅるんな恋愛トークが出来ません。申し訳ございません。一生忘れられない大恋愛なんかしてみたいです。白馬に乗った、美しい頬骨のラインを持ち合わせたが王子様が、ブラックカードを私に渡してくれて、これで不自由なく暮らしてねマイベイビーとかなんとか言われちゃってキスとかされたいです。金かよ。金です。そしたらまずラックを買って段ボールに眠っているコレクションズを飾り付けます。そしてモニターやゲーミングPCを買ってゲームに没頭します。というか防音室に帰ります。まだ恋しいです。未練タラタラです。あと私の趣味でもある夜の営みを積極的に盛り上げて欲しいです。すみませんnote運営の方、どこまでのワードがOKか教えてください。ここは私の憩いの場というかマイワールド炸裂したいので、凍結だけは勘弁してください。一旦話し合いましょう。餞別をお持ちいたしますから。
地元の友人は、意外とみんなマッチングアプリや婚活パーティーで見つけた人と結婚していきました。学生時代モテモテだった美人もです。
ちなみに私がマッチングアプリの登録をしたのはこれで3回目くらいです。1回目は新卒で地方に飛ばされ、当時は結婚願望もあったので、地元が近くて私と同じ境遇で地方転勤で働いていて、年収とかも目ん玉かっぽじって確認していました。多分10〜20人くらいとご飯とかに行った気がします。告白されたりもしましたがなんかピンと来なくて断りました。ヤリモクもいました。そそらなかったので1回飯に行ってブロックしました。そんな感じでめちゃくちゃ頑張った結果、1人友達ができて終わりました。今でもたまに連絡を取ったり、SNSで繋がっていたりしますが、だんだん疎遠になりつつあると私は感じています。まあどっちでもいい感じの友人です。私がその地方から東京に引っ越してからもちょくちょく連絡を取るくらいの仲で、彼が東京に遊びにきた時に、初日に彼のコミュニティで遊んだあと、私の家を宿にして2日目は東京観光に付き合いました。それくらいです。ちなみに夜は何もしていませんのでご安心ください。別にやっても良かったけど流れがなかったので別にいいかくらいなスタンスでした。当時の私はガバガバでした。
2回目は都内で社畜をしていた時に、リハビリだとか言って再登録しました。夜の街に転がっている適当な棒を穴に入れたり出したりして快感を得るのではなく、しっかりコミュニケーションや思いやりや愛を感じなから営むべきだと思い、まあまあ頑張りました。
ひとりの男性とゲームの趣味がマッチして、初めましての日にカフェでお話ししたりした後、ノリで彼の家に遊びに行ってゲームをしてわちゃわちゃしていました。結構なハイスペック人間でした。そして話も割と気を遣わず楽しく過ごせました。俗に言う有料物件です。そして家で2人きりなのに、一切私に手を出してきませんでした。この人と結婚したら将来安泰がほぼ保証されるだろうという方でした。それなのに私は、彼からの告白を断りました。なぜなんだ。ギリギリで生きている今、彼と交際していたら何か変わってたんじゃないかと考えますが、欲張り人間の私は、もう少し面白さが欲しいのです。変なやつが良いです。とても気さくで明るくて魅力的で社会的にも優秀で、人間的には本当に尊敬でしたが、私には勿体無いなと言うのが率直な感覚です。告白のタイミングも最高でした。あーあ私がもう少し普通の人間だったらこの彼と交際して結婚して子供産んで家族円満だったかもしれない。でもそもそも私が社会的に普通の人間になるのがもう無理なので、仕方ないです。彼にはどこかで幸せになっていて欲しいです。彼なら素敵な人が見つかると思います。
という感じでマッチングアプリではろくに恋人成立をした実績がございません。都内では婚活パーティーと称される場所にも行きましたが、そこで出来上がるのはなぜかセフレばかりでした。とても都合が良かったですが、やはりお互いに愛がないと飽きてしまうものなのでしょうか、持って半年くらいだった気がします。忘れました。
今回も頑張ってメッセージのやり取りを続けています。でも正直メッセージだけだと限度があるので、私は早くLINEとかに移行して電話をしたいです。対話の感じで結構決めます。ひとり、やっとLINE交換して電話した男性がいましたが、正直つまらなかったので、営業マンや接客のスキルを出さざるを得ませんでした。さすがです、知らなかった〜、すごいですね、センスありますねぇ、そうなんですねー!。あとは相手が「面白いでしょ」と言わんばかりに自信満々に喋るつまらないトークにキャハハと笑ってあげるのです。超つまんなかった。ボツです。さようなら。
この方は私の住んでいる地域に詳しいみたいで、仕事の探し場とか楽しい遊び場所とか色々教えるので付き合いますよとゴリ押ししてくれました。まだ引っ越したばかりで色々バタバタしてるので、落ち着いたらこちらから連絡しますと言って私のターンにして終わりにさせるのです。ちなみにこのデキる女のさしすせそ、自慢できるくらい使うのが上手かったらしく、「とっても話しやすくて楽しかったです。いつでも地理案内しますので連絡待ってます」との事でした。お世辞でも承認欲求を満たされて満足です。本件は終了です。お疲れ様でした。
マッチングアプリの話、書いてみましたが読み返したら全然面白くないですね。そして今回も片手間に進めて飽きてアカウントを消すに至る気がします。いつも読んでくださっている皆さん、陰ながらの応援をよろしくお願いいたします。
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