脱サラがサラリーマン時代に学んだ『仕事を円滑に進めるコツ』を新入社員に授ける
前提
こんな人に読んでもらいたい
今春から社会人になる方(24卒など)
当方の簡単なプロフィール
2019年3月 都内の4年制大学を卒業。
2019年4月 某業界No.1のメーカーに総合職として入社。
BtoB営業として現場に立ち続け、約4年半勤務する。
2023年秋 退職し、フリーランスとして活動。
細々と暮らしながら、ストレスフリーな副業を探し中。
現在に至る。
① 就業中
1.挨拶
こんなこと今更言われなくても…という感じだろうが、意外と世の中には挨拶が出来ていない人が多い。それは新入社員だろうが年配だろうが関係なく、出来ていない人は出来ていない。
別に元気よくはきはきと、とか言うつもりはない。勿論それが出来たらベターだろうが。
出社と退社の際に、虚空に向かって挨拶を投げかけておけばよい。
1人1人を意識する必要などない。誰に言うでもなく「おはようございます」と「お疲れさまでした」を言っておけばよいのだ。
2.遅刻はするな、けど早く行く必要も無い
日本人はとかく遅刻にうるさい。仕事が出来る出来ないよりも、時間を守れるか守れないかがかなり重要視される。
しかし、早く行く必要も無い。これはあなたの負担がどうこうという話ではなく、新入社員が早く来てもやらせることも出来ることも無いからである。
また最初は先輩や上司に色々教えてもらうことと思うが、あなたが早く行くことで上も早く行かなくてはならないのだ。
9時出社なら8時55分くらいに行けばいい。
3.運転と基本PC操作は出来るようにしておこう
全く車のハンドルを握らない人や、PCに触れないという人を除いて、これは入社前に出来るようにしておいたほうが良い。
周辺地理を覚えておけとか、ショートカットを使いこなせということではなく、基本的な操作だけできればよい。
これは仕事を覚えていく上で、ノイズは減らしておいた方がよいからである。そこに割いている時間は無いし、そこまで配慮して教育してくれる会社ばかりではない。
4.PCでメモを取ろう
Wordでも何でもいいので、言われたことはとかくPCでメモするようにしよう。筆記がダメな理由は、保存が面倒くさいからである。最初に教わっていくことは基礎、根幹の部分であるため、いつでも見返せるように管理しておくと便利である。
仕事に慣れてきたら付箋や裏紙とかにメモするのでもよいだろう。
5.『何が』『どう』わからないのかを明らかにして質問しよう
色々なことを教わる上で質問することが多いと思う。
その際、漠然と質問するのではなく『何が』『どう』わからないのかを明らかにして質問しよう。ただ聞かれても、こちらはあなたが何がわからないのかわからないのである。
勿論一発で誰にでもわかる説明をするのがベターだが、それはできない。なぜならあなたの会社の人たちは、その仕事のプロではあっても『人に教えるプロ』では無いからだ。
② 就業外
1.飲み会は見極めろ
業界、会社、部署の雰囲気にもよるだろうが、本当に飲み会は鬱陶しいほどある。飲み会が億劫で無ければ、全部参加しておけばよい(私はこれ)が、昨今の若者はそうでない人も多いだろう。
そのため、全てに参加する必要は無い、重要なところだけ出ればよいという心構えを持ってほしい。
例えば、歓迎会、送別会、何かの祝いの席、忘年会、大きい会議の後の飲み会…とかは出ておいた方がよい。
出なくてよいのは、日常茶飯事的にやっている『就業後に行ける人だけで行く』というやつだ。これは本当に行く意味が無い。
つまり、公式のアナウンスが事前にある飲み会は重要で、急な声掛けの飲み会は重要ではないということだ。
まぁ、あまりにも急な飲み会を断りまくっていると反感を買う可能性は大いにあるので、3回に1回くらいは行っておくとよいかもしれない。
重要な飲み会がわからない…ということであれば、1年目のうちは全部出ておいて、2年目から取捨選択するのがよいだろう。
2.同期や歳の近い先輩後輩とはどんどん飲んでおけ
先程あれだけ飲み会について語ったが、これは違う。どんどん行け、なんなら毎日でも行け。若手の絆というか、助け合いはバカにならない。
例えば会社にいる人に頼みごとをしたい時、違う部署と協力する時、気心知れた人がいるのといないのとでは頼むハードルが違う。
また昇格・昇級試験がある会社や、異動が多い会社だと、とにかく色々教えてくれる同僚はかなり重要だ。情報を掴むと安心感が違う。
3.ゴルフをやりたくないなら強い意志を持て
マジで意味が分からないが、とにかくジジイはゴルフが好きだ。多分衰えた身体でも楽しめるスポーツだからだと思うが。
特に男はゴルフに誘われることになるだろう。
しかし、ゴルフは貴重な休日が1日潰れるし、色々イチから揃えると高いし、やる場所も遠いし高い。
ということを理解した上で、やりたくないのであれば徹頭徹尾断り続けよう。1回でも行こうもんなら、勝手にメンバーに加えられる。
4.ゴルフは『迷惑をかけないレベル』までなればよい
一方で私はゴルフに行っていたタチだが、別に上手くならなくてよい。
全く気負う必要は無い、コンクリートジャングルで生活しているのだから、たまには田舎の空気を吸うのもいいか、くらいの気持ちで行っていた。
ここでの『迷惑をかけない』というのは、ゴルフは3~4人を1グループとして回るのだが、ヘタクソすぎて一緒に回る人を待たせすぎたり、後ろのグループのプレーが大幅に遅延したりしないレベルになればよいということだ。
ボールがあちこち行っても走り回っていればいい。素振りもそこそこにさっさと打てばよい。空振りしなければ前には飛ぶ。
まぁ、それで『楽しむことができる』かどうかは別だが…
そうならないように打ちっぱなしで練習しておこうね、という話だ。
まとめ
スルースキルが一番大事
と、上記のことをしっかりやっていてもゴチャゴチャ言ってくる奴はいる。
しかも、自分はしない(できていない)奴に限ってよく言う。
残念ながら、こういう奴はいる。しかも1人2人じゃなく結構いる。
ではどうすればよいのか?ということだが、これも大変残念ながらどうにもできない。そんなバカに歯向かったところで、大して状況はよくならない。
もう、そういう奴なんだこいつは…と達観する以外ないのだ。
社内の嫌な人間とは必要最低限だけ関わっておけばよい。
嫌なことを言ってくる奴はいる。気が合わない奴はもっといる。
スルーしよう。あなたが嫌っているということは他にも嫌っている人は大勢いるから。
社外(客先)なら諦めて付き合っていくほかないのが悲しいところだが…
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