メタバース、NFTでお金を稼ぐアイデアとその方法

メタバースが発展し、拡大したメタバース、つまりフルメタバースになると、すでに先行して活動する賢い起業家たちに金儲け、大金を稼ぐ機会を与えることになるでしょう。それまでの過程でも、十分に稼ぐことができそうです。では、後発の私たちは、彼らの活躍をただ見ているだけしかないのでしょうか。この記事では、メタバースにおいてNFTを使って金儲けをするアイデアをいくつか紹介します。

仮想土地・不動産の所有

今、個々のメタバースには、仮想の土地や不動産を取得して儲けている辣腕投資家がたくさんいます。彼らは、この仮想の土地や不動産をNFTの形で購入しています。NFTの記録にはすべての取引の情報が含まれているため、
所有権を証明するための物理的な証書はもはや必要ないのです。現実世界では、不動産の仲介業者がいて登記が必要だったり、不動産鑑定士だったり、宅建取引主任者だったり、権利証が必要ですが、NFTだけですむのです。
メタバーズでは、企業や個人が多くの異なる区画の仮想土地に投資して、大規模な邸宅を作ることができるようにしているところもあります。このような投資家がいるのは、メタバースを信じているからであり、すぐに価値が上がると見ているからでしょう。

Decentraland のようなメタバースでは、仮想空間での取引は、すでに現実のものとなっています。投資家たちは、仮想の土地や不動産の価値が上がっていくのを目の当たりにしているのです。現実世界と同じように、適切な場所に仮想の土地を購入することが重要な要素になります。ただし、現実空間と同じで、資金を必要とします。しかも、仮想通貨の資金です。

NFTの貸出・レンタル

メタバースは、パッシブインカムを得る機会を提供します。パッシブインカムは、不労所得、受動的な所得 のことです。主に、家賃、利子や配当など定額所得のことをいいます。十分な需要があれば、仮想土地や不動産などのNFTをレンタルすることができます。すると、不動産賃貸料、利子や配当など定額所得を得ることが可能になります。

分散型金融(De Fi)プロトコルを使用することで、投資家は例えば仮想の土地や不動産を簡単に借りることができます。NFTにはスマートコントラクトが関連付けられているため、レンタル契約はスマートコントラクトに
含むことが可能です。また、他のメタバースユーザーにNFTを貸し出し、その際に利息を得ることも可能です。
このように、メタバースにおけるNFTの貸し借りの可能性は、ほぼ無限大です。ただし、仮想空間に、仮想の土地や不動産を所有しておくか貸出権利を必要とします。やはり、仮想通貨の資金を持つことがネックになります。

メタバースでのNFTの残余配当への利用

メタバースでNFTを作成すると、他のユーザーに販売されるたびにNFTからロイヤリティを得ることができます。
スマートコントラクトでパーセンテージを設定し、NFTが取引されたときに収入を得ることになります。
NFTを通じてメタバースの特定領域を取得することで、残余配当を得ることもできます。例えば、他のユーザーが自分の土地を活用すれば、そこから収入を得ることができます。
これはNFTを作成すればできることです。アート作品、写真、イアスとなど自信を持つプロ、アマを含めた面々が、数多くのNFTアート作成に注力している理由がここにあります。いったん関心を集め注目されると、高値がつく可能性も。日本だけでなく世界市場の視野をもつと可能性が広がります。

メタバース・プレイ・トゥー・アーニング・ゲーミング

多くの個人メタバースでは、Play-to-Earnモデルで経済が形成されています。Play-to-Earnモデルは、ゲームで遊ぶと稼げるというモデルです。
プレイヤーは特定のタスクを完了するとトークンを獲得し、そのトークンを使ってNFTを購入し、ゲームをさらに進めることができます。
プレイ・トゥ・アーンのメタヴァースでNFTを作成できれば、そこからロイヤリティを得ることができます。
たとえば、さまざまなゲームスキンを作成することができます。
ゲームスキンは、見た目や音楽、アクションが異なるため、できるだけ多くの機能テクに強力なスキンを収集するようになります。そこに特別感や差別化が図られ、ますます所有欲を刺激します。
これらのNFTが取引されると、関連するスマートコントラクトによって自動的にロイヤリティを得ることができます。NFTを使ったゲーム内購入は非常に人気があります。経験豊富な起業家たちは、これに関与する方法を見つけ、そこから十分な利益を得ることになります。
これも参入の余地はあります。当初資金が必要となりますが、ゲームをプレイしてNFTを購入し、NFTが取引されると一定のロイヤリティを得ることになります。加熱しすぎて、ゲーム依存症に陥らないよう注意してください。

メタバースのアバターをNFTとして作成する

メタバースに参加する人は皆、自分を表すデジタルアバターを持っています。ユーザーは自分のアバターを目立たせたいので、様々なアバターをNFTとして販売する機会が生まれます。
この機能をメタバースに提供するような新しいプロジェクトが進行中です。
これも参入の余地はあります。アバターに付帯させるアクセサリー、靴やカバンなど持ち物の制作、販売、レンタル・リースなどです。現実世界のブランド企業との競争になります。

NFTパス

特別なイベントのためにNFTパスを作成し、メタバース内のエリアへのアクセスをコントロールすることは、すでにクリエイターに大きな利益をもたらしています。人気アーティストとコラボして、そのイベント用のパスを作成し、収益の分配を受けることも可能です。
これも参入の余地はあります。人気アーティストとのJV(ジョイントベンチャー)式にイベントを共同開催というスタイルでしょうか。

まとめ

メタバース、NFTの活用方法は、まさにアイデア次第です。ただし、アイデアだけでは稼げません。アイデアを儲かるビジネスモデルにして形にしておく必要があります。ビジネスモデルを実践する必要があります。そのモデルを、NFT化して販売、レンタル、リース、あるいはメタバースの中で実践すれば、無限大ともいえる収益のチャンスがメタバース、フルメタバースに潜んでいるわけです。賢い企業がこぞって先行投資、試行、実験プロジェクトを開始している理由がおわかりいただけたでしょうか。

難しい概念や英語の直訳で分かりにくいカタカナが飛び交っています。
日本語より英語圏のほうが10倍以上の市場規模があるので、それは仕方がないことです。でも私たちにも、もちろんチャンスはあります。

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表題の画像は、あらぱぱ さんからお借りしてます。

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