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32. チャレンジ➁

私はかなり疲れていた

気疲れのせいもあるかもしれない

苦手なことにチャレンジするのは、あんなにもエネルギーを使ってしまうものなのか…


そう思っていたら、また次の提案がやってきた


「来週はサーフィンに行こう!」

え!サーフィン!?

予想外だった

まさかサーフィンを提案されるとは思ってもみなかったからだ

おまけに目的の海まで車で行きたいとのこと

となると、サーフボードを持参する必要がある


Bさんは当時、車を手放したところだった

あまり気が進まなかったが、Bさんの家からサーフボードを乗せるため自宅まで迎えに行くことに…


そうすると、チャレンジするのはサーフィンだけじゃなかった

Bさんの家まではけっこうな距離があるため、高速道路を使う必要がある

私は高速道路の運転も怖くて怖くて本当に苦手だった


なんでこんな立て続けにチャレンジしなければいけないことが起こるんだろう

Bさんと前世でも出会っていたとすれば、今世出会った時どんな約束を交わしていたのだろうか?


チャレンジ当日、苦手な高速道路の運転も無事にこなすことが出来た

初めて走る道路でかなり緊張したけれど、私だってやれば出来るんだ!



サーフィンも初めての体験

こちらもかなりドキドキしたけれど、私にとってはとても貴重な体験となった

あんなに長時間、海で過ごした日は生まれて初めてだったと思う

ほんの少し、海と仲良くなれた気がした



続く









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