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GEOTRA読書企画「あの人が読んでいる本は...」第四弾 GEOTRA CSO 経営企画部長 山口真吾&データサイエンティスト 能澤祥平


はじめに

こんにちは。GEOTRAインターン生の筒井です。

「読書の秋」ということで、昨年度より始まったGEOTRA読書企画「あの人が読んでいる本は...」では、様々なメンバーから、パーソナリティや考え方の背景となる本や、データ学習におすすめの本を選書してもらい、ご紹介します。

 第四弾の本の選者は、GEOTRAのCSO 経営企画部長山口と、データサイエンティスト能澤です!

 第三弾の記事はこちら

GEOTRAのCSO 経営企画部長 山口真吾が選ぶおすすめの1冊

1冊目:考える技術、書く技術(ダイヤモンド社)

著者:バーバラ・ミント

概要
マッキンゼーをはじめ、世界の主要コンサルティング会社、さらにペプシコ、オリベッティ、AT&Tシステム、ユニリーバなどでライティングのコースを教えているバーバラ・ミントが、コミュニケーション力を高める文章の書き方を紹介。

山口からのコメント

前職のコンサルに入ったばかりの頃、とりあえず何でもいいからこれを読め、と言われて読みました。

ロジカルシンキングとかわかりやすい文章の本なはずなのに、実に、ビックリするほど分かり辛い。が、何度か読んで頭に入ってくるととても勉強になります。名著です。

2冊目:マネーボール(早川書房)

著者:マイケル・ルイス

概要
1990年代末、オークランド・アスレチックスは資金不足から戦力が低下し、成績も沈滞していた。

新任ゼネラルマネジャーのビリー・ビーンは、かつて将来を嘱望されながら夢破れてグラウンドを去った元選手。

 彼は統計データを用いた野球界の常識を覆す手法で球団改革を実行。チームを強豪へと変えていく―― "奇跡"の勝利が感動を呼ぶ! ブラッド・ピット主演で映画化された傑作ノンフィクションの全訳版。

山口からのコメント

20代の終わり頃、最初の職場の友人と3人で読書会をしていました。
月に1回、お互いに自分の読みたい本を送りつけあって、飲みながらその本について話すもの。

自分では絶対買わない本が来て割と面白かったのですが、その時に選んだ本でした。

データって実に面白いし、インパクト出せるんだな、と思ったものです。その後映画化もされましたね。

3冊目:銃・病原菌・鉄(草思社)

著者:ジャレド・ダイアモンド

概要
アメリカ大陸の先住民はなぜ、旧大陸の住民に征服されたのか。なぜ、その逆は起こらなかったのか。

現在の世界に広がる富とパワーの「地域格差」を生み出したものとは。

1万3000年にわたる人類史のダイナミズムに隠された壮大な謎を、進化生物学、生物地理学、文化人類学、言語学など、広範な最新知見を縦横に駆使して解き明かす。

山口からのコメント

人類史とか文明論とかの本です。壮大な割に読みやすくて面白かったですね。

非常に長い時間軸で俯瞰して世界を解釈しようとする姿勢にとても感銘をうけました。

当時は(今もですが)自分の視点をいかに高く引き上げるか日々悩んでいたので、こういう話に惹かれた部分もあったように思います。

4冊目:私を離さないで(早川書房)

著者:カズオ・イシグロ

概要
優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設ヘールシャムの親友トミーやルースも提供者だった。

キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度…。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく―全読書人の魂を揺さぶる、ブッカー賞作家の新たなる代表作。

山口からのコメント

最初の職場の友人と3人で開催していた読書会の課題図書にした本でした。

淡々とした、実に物悲しい話でしたがとても強い印象の本でした。

自分には変えようもない境遇の中でそれでも精一杯生きようとする様子は、程度は違いますが我々みな同じだな、と思いますね。

GEOTRA データサイエンティスト能澤祥平が選ぶおすすめの1冊

深夜特急(新潮社)

著者:沢木耕太郎

概要
インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行ってみたい――。

ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小(タイスウ)」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや……。

一年以上にわたるユーラシア放浪の旅が今、幕を開けた。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ!

能澤からのコメント

1980年代の日本のバックパッカーブームの一翼を担った本といわれています。

当時20代の著者が、香港から乗り合いバスを乗り継いでロンドンへ向かう実際の旅行体験について書かれています。

一人旅の高揚感、緊張感、孤独感などが感じられる本となっていて、僕自身もバックパックを背負って旅をするきっかけにとなり、結果、旅を通してたくさんの経験ができました。

読み返すたびに、旅に駆り立てられる一冊です。

最後に

ここまでご覧いただきありがとうございました。

本記事では、当社CSO 経営企画部長 山口と、データサイエンティスト 能澤のおすすめの本を紹介しました。

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