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Audible『これは経費で落ちません!3』

本日は(一応)休日のため、軽い小説を聴く(異動が多い日でもありましたので)。

これは経費でおちません!1冊の複数のエピソードが含まれていて、いろいろな人間模様を見ることができる。私自身が少人数の素性をわかりあったもの同士の職場の経験しかないため、一定規模で部署が分かれているようなところの働き方・人間関係には興味をもってきいている。小説ということは割り引く必要はあるだろうが、組織経験のないが隣接領域で働いている私にはとても興味深いところなのである。

印象に残ったところは
・稟議システムと落とし穴
・領収証等から動きを推察する、”領収書探偵”とでもいうべき森若さん
・経理部が給料計算や年末調整もやるんだ!という業務分担のありかた
・慣行が2017年ということもあり、企業規模の割にはオンライン化へ移行していない部分がある(当時はタイムカード、年末調整の資料回収はまだ紙だったんだな~。稟議はオンラインで上がってきて決済されるが、領収証や立替精算はいちいち経理部に持ってくるんだ。精算ペースは人任せで都度の人もあれば遅い人もあるんだ~など)。

11巻が2023年11月発刊ということは、今後IT・DX化によりお仕事が変わる様子も見られそうで、それが楽しみ。

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簿財に合格した時点で、企業の経理部に転職するというルートを考えてもよかったんだよな。就職氷河期で、これ以上傷つきたくないと思ってチャレンジしなかったことが、自分世界を広げなかったことにつながっていることを悔やんでいる。だから違うルートで、もう一つのあったかもしれない人生を見てみたいのだ。




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