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専門家がNPOに関わる機会を創出したい~自分が社会の役に立つことを実感できるのを独り占めするわけにはいかない~

本日午前中は、某市のNPOオンライン相談(会計)、午後はあいちNPO交流プラザの講師(寄付と会計・税務)という日でした。

 午前中の話は、超オーソドックスな報酬と源泉所得税、実費弁償。講座で学び、リクツや考え方は理解したが、自団体への当てはめの部分でかなり悩んだ模様。相談者からすると「専門性が高」く、「気になっていたけれど、誰に相談していいかわからなかった」という。
 もっと早く相談できていれば、モヤモヤに脳を支配されることなく、もっと活動のことを考える余力ができただろうな~という気分になる。

 午後はあいちNPO交流プラザでの講座で、寄付と会計・税務。前年度に新しい情報を追加しての3時間コース。こういうのでいいのかな?と思いつつ、自分が実践の中でご相談を受けたり、相手が理解しにくく??という反応をされる部分を整理してお話をしてみた。


 終わった後の主催者との雑談で、「ご相談は●●へ、って宣伝しないんですね。講座中でも、いろいろな機関をすすめてましたよね。」と言われた。こういう講座っていうのは営業やブランディングのためにやる専門家も少なくないだろう。ただ私自身は、納得して関われる人数に限界があることから積極的に顧客を広げることはしていない。
 むしろ、志のあるNPOと出会って、自分の専門性がNPOで活かされること、自分にはできない尊い活動をしているひとたちや活動に、ちょっと違う切り口から参加できることが楽しい。この喜びを独占するのは申し訳ないため、「お近くの専門家に相談してみてね」ということを言っている。

 経営者としては間違っているかもしれないが、生き様なのでしかたない。
そこそこおいしいごはんと美味しいお酒を、我慢しないで済むレベルの所得があれば、私としてはOK。あ、あとオイルマッサージと足つぼ代も稼がなくては・・・。


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