加齢による稼働時間短縮をどう乗り切るか:質は落とさない”私の働き方改革”
年が明けて以降、粘り強さがなくなった気がする。しかし、手帳の活動記録を振り返ると、早起きして朝から活動しているため、夕方の早い時間に電池が切れるだけだということが分かった。この稼働時間の短縮は、結果として自分の動き方や考え方を見直すきっかけとなった。
朝活の読書は、インプットが不足して自信を失いがちな私にとって重要な活動だ。これをやめるわけにはいかない。朝に大事なことや重要だが緊急性の低いことを行うのは正しい選択だと思う。ここで仕事に必要な知識の土壌を育てることに意味がある。
出勤時間については、以前は早く出勤して溜まっている業務をひたすら片付けていたが、最近はその方法をやめた。今では、時間内で処理できる業務量に絞り、デッドラインから逆算して進めている。時には土日祝日の静かな環境で集中的に仕事をこなすこともある。
また、秋からスタッフが増えたことを機に、業務の委任を心掛けている。以前は気分転換として虚無的な作業をしていたが、そのようなタスクは外部に委託するようになった。この点に関しては、さらに工夫の余地があると感じている。
こうして稼働時間が短くなった状況に適応してきた。しかし、考えを深めるべき課題への取り組み方については、まだ模索中だ。現時点では、以下の方法で対処している。
会議で壁打ちを行う
足つぼマッサージや温泉でぼ~~~っとする時間を意識的に作る
近場への電車旅で環境を変える
これらのアプローチによって、一定期間仕事から離れ、リラックスできる環境を作り出している。すると、不思議と新しいアイデアや視点が生まれることも多い。
最近では、これらの取り組みを通じて、時間とエネルギーの使い方について自分なりのルールが見えてきた。すべてを完璧にこなそうとするのではなく、やるべきことを見極め、優先順位を明確にする。その中で、自分自身のペースを大切にすることが、結果的に仕事の質を高めることにつながると感じている。
限られた体力、気力、時間という資源をどう使うか。それを考えることは、単なる効率化の話ではなく、自分自身の在り方を見つめ直すプロセスでもある。これからも試行錯誤を続けながら、自分にとって最適な働き方を追求していきたいと思う。