「困った人を助けるのは、お金持ちの人がやっているの?」
お盆で親の家2日目、現役女子小学生・女子中学生(JC)と過ごすため、いつもと違う脳を使う。
JCから「こども食堂とか、生活に困っている人を助けるのは、お金持ちの人がやっているの?」という質問が飛んできた。
なかなか、どう答えたらよいかわからない質問。
「昔は婦人会とか、専業主婦の人がボランティアをやることが多かったけれど、今は違うんだよ。余裕のある人がやっている場合もあれば、どうしても今の社会の状況はおかしい!と思う人が活動を立ち上げたり、参加したりするんだよ」というお話もした。そして、活動を直接やる人もいれば、そういったことにお金を出す人もいる。お仕事として働いている人もいるんだよ。
あなたの父は明日、蒲郡(=競艇)に遊びに行くっていっているけど、ボートレースの収益の一部が「日本財団」というところに行って、そこからいろんなNPOに「助成」というかたちでお金を出しているんだよ、という話もした。
社会の中の格差、学校に行ってもいろいろな家庭の子どもがいるということを感じるお年頃。困難を抱えた人のサポートは、行政とか、特別な人だけでなく、気づかないところでのかかわりがあって回っているんだよ、ということが少しでも伝わればよいと思う。
来年、姪1は高校生になる。夏休みになったら、いろんな大人に合わせてあげたい。おばさんのおせっかいかもしれないけれど、自分がほしかったことを、関係する子どもにはしてあげたい。