表現再考: 一息つけば、音に遊んで
夏至になって、十日ほど、半夏生という夏至の次候、夏も半ばという感じです。
この時まで田植えを終わらせれば良き実りが得られると言われていたようです。腰を下ろして、身やれば、そこに、いつもの草が、ある。ちょっと気を緩ませる、そんな感じですね。
この頃生える、半夏というのは、漢方で使われるカラスビシャクというサトイモ科の草です。大体、咳き止めとして加えられるようです。
かたしろぐさ、というのもあって、葉の一部が白くなるようで、半分化粧をしたというところで、半化粧とひっかける見方もするようです。